ＥＲ Ⅸ
ＥＲ Ⅸの感想です。ネタバレはその旨表示するつもりですが（と思ってましたが方針転換(^_^;１８話からはネタバレ全開でいかせていただきますm(_ _)m）、行き届かないところがあるかもしれません。ごめんなさいm(_ _)mなお特定の登場人物（ロマノ）に偏った感想になりますが、ご了承くださいm(_ _)m
災害（ＣＨＡＯＳ ＴＨＥＯＲＹ） 再度死亡（ＤＥＡＤ ＡＧＡＩＮ） 「反乱」（ＩＮＳＵＲＲＥＣＴＩＯＮ） 「男らしく歩こう」（ＷＡＬＫ ＬＩＫＥ Ａ ＭＡＮ） 「悲しい運命」（Ａ ＨＯＰＥＬＥＳＳ ＷＯＵＮＤ） 「はかない希望」（ＯＮＥ ＣＡＮ ＯＮＬＹ ＨＯＰＥ） 「痛みに耐えて」（ＴＥＬＬ ＭＥ ＷＨＥＲＥ ＩＴ ＨＵＲＴＳ） 「初雪」（ＦＩＲＳＴ ＳＮＯＷＦＡＬＬ） 「独りぼっち」（ＮＥＸＴ ＯＦ ＫＩＮ） 「ふり返れば」（ＨＩＮＤＳＩＧＨＴ） 「友の助け」（Ａ ＬＩＴＴＬＥ ＨＥＬＰ ＦＲＯＭ ＭＹ ＦＲＩＥＮＤＳ） 「下町の聖人」（Ａ ＳＡＩＮＴ ＩＮ ＴＨＥ ＣＩＴＹ） 「裏切り」（ＮＯ ＧＯＯＤ ＤＥＥＤ ＧＯＥＳ ＵＮＰＵＮＩＳＨＥＤ） 「故意」（ＮＯ ＳＴＲＩＮＧＳ ＡＴＴＡＣＨＥＤ） 「いつわりの望み」（Ａ ＢＯＹ ＦＡＬＬＩＮＧ ＯＵＴ ＯＦ ＴＨＥ ＳＫＹ） 「千羽鶴」（Ａ ＴＨＯＵＳＡＮＤ ＣＲＡＮＥＳ） 「虚偽」（ＴＨＥ ＡＤＶＯＣＡＴＥ） 「異常事態」（ＦＩＮＤＥＲＳ ＫＥＥＰＥＲＳ） 「来る者 去る者」THINGS CHANGE 「無理難題」（ＦＯＲＥＩＧＮ ＡＦＦＡＩＲＳ） 「夜が昼と出会うとき」（ＷＨＥＮ ＮＩＧＨＴ ＭＥＥＴＳ ＤＡＹ） 「悪夢」（ＫＩＳＡＮＧＡＮＩ） 「総論」
第１話 災害（ＣＨＡＯＳ ＴＨＥＯＲＹ）
感想書きたくないなというのが、正直な感想です。ロマノファンとしては、見るのが非常にきつかった。腕が切断されることはあらかじめ知っていたんですが……。映像もロマノ視点のシーンはちょっと見たことがあったんだけど、それでも、ショックはすごく大きいです。第９シーズンは、ミスター・ＥＲ、マークあってのＥＲと言っても過言ではないマークを失ってのスタートとなり、視聴率的にインパクトのある展開を！ということで、こうなったのかななどと思うのですが（違うかもしれないけど(^_^;）、それにしても……演出過剰っていう気がします。
それに、外科医の腕を切っちゃだめでしょう、やっぱり。特にロマノは『すご腕』って事しか取り得がないっていうか、彼の悪行(笑)は『すご腕』ってことで、まあ許されてるというか、我慢してもらえてるのであって、それがなくなったら、ただの『いやなやつ』。それにロマノ自身としても、今の社会的地位とか、生きてきた、あるいは生きていく上での矜持とか支えはすべて『すご腕』ただこの一点にあったわけで、それを彼から奪ってしまうのは、ひどいなあ……。ロマノというキャラがおもしろくなる可能性を、つぶしちゃった気がします。腕を切らないほうが、色々使えたと思うんだけれどな。
ロマノには憎まれ口担当の他に、『お助け』担当っていう、あまりクローズアップされない（っていうか、毒舌がすごいから、こっちはかすんじゃってる）役目があると思うんです。困った時にはロマノが助けてくれる。ロマノがバーンとオペルームのドアを開けて、「どうした？」とか言いながら、グローブをはめて……「小学校で習わなかったか？ドクター・コーデイ！」って助けてくれる。彼は風のように現れて、憎まれ口をたたたいたり、窮地を救ってくれたり（両方同時の時もあるけど）、ごくたまにいい事をしたり……そして、また風のように去っていく。でも、腕を切っちゃったお陰で、『お助け』ができなくなっちゃうんだよね……。これは痛いと思うな……。あと、ベントンがいなくなって、ただでさえバランスが悪いのに、これでロマノが外科から抜けたら、ますますバランスが悪くなってしまうと思うんだけど。
ロマノファンだから言うわけじゃないんですが、ロマノの腕を切っちゃったのは、インパクトはあったけど、ストーリーの展開上は、あんまりうまい方法じゃなかったのではと思います。切ったあとのフォローが難しそうです。ロマノというキャラを持て余しそうな予感がする(^_^;だってあの人は、メスを持たせてないと暴れ出しそうだし……(笑)
え～～と、アビーとカーターはくっついちゃったみたいですが、このふたりってどうなんでしょう？お似合いといえばお似合い、そうじゃないと言えばそうじゃない……うーん、あんまりよくわかりません。他の女性には結構積極的で、時々見ててわあおって思っちゃうこともあるカーターなのに、どーしてアビーにはうじうじしてるんだろう？「お前のことが好っきゃねん！俺と付き合ってくれ！」とかはっきり言って欲しい（ってなぜ関西弁なのだ？）。その方がアビーには好かれると思うんだけど……。違うかな？このカップルが好きか嫌いかで、このシーズンを面白いと思うか思わないか、別れると思います。
エリザベスのイギリスの上司（外科部長）って、やなやつですね～～。ロマノの方が、ずっとましだぞ。あの趣味の悪いネクタイで、首を締め上げてあげたいものです(笑)エリザベスがパパに「頭を割ったら」って言ったのも、グローブを床に投げつけてオペ室から出て行ったのも、らしくてよかったな。電車に乗るときに手伝ってくれた人に、「家へ帰るの」って言ったエリザベスは、とっても綺麗でした(^^)
あと、ケリーがロマノを助けようと一生懸命になってたのが印象的でした。お見舞いにも行ってたし。でも、陰謀大好きケリーとロマノは、これからいろいろありそうな気がします。予告ではさっそくもめてましたね。「誰に飯をおごったんだ」って……。
ＥＲの再開の時のケリーの表情がよかったです。「私のＥＲよ」って感じで。
第２話 再度死亡（ＤＥＡＤ ＡＧＡＩＮ）
ロマノの登場は今日は１シーンだけでしたが、しっかり毒舌ロマノ全開でしたね～～(^^)そしてケリーの陰謀大好きも、これまた全開。さっそくロマノの仕事の領分に侵入！どうも腕の回復は思わしくないみたいだし、そのイライラと、ケリーに取って代わられるんじゃないかというイライラとで、ロマノはかなりつらそうです。ケリーとロマノのやり取りを、どのあたりからエリザベスが見ていた（ドアのところで）かは判然としないけれど、あとでふたりきりの時に、エリザベスがケリーをばっさり斬っちゃうのも、このとき抱いたロマノに対する同情心と、ケリーに対する反感とが根底にあると思うな。
「リジー！」めちゃくちゃうれしそうなロマノ(^^)なんだかすごくかわいい(笑)でも、同じ外科医として、エリザベスはたぶん、腕を切断してしまったロマノの気持ちがすごくよくわかるのではないでしょうか。あと、やっぱりロマノの事を尊敬（あ、人格じゃなくて腕の方(^_^;）してるエリザベスだからこその「ほんとにショックでした」ってことなんでしょう。それに対して、「何がだ？まだ生きてるからか？」と切り返しちゃうのは、すごくロマノらしいけれど……。そのあとの「お前は？」ってのは、ロマノならではの言葉ですよね。これにエリザベスは答えずに、話題を変えてしまうんだけど、これって何か言ったら、張りつめてたものがぶちっと切れちゃうとか、そんな状態だったのかもしれません。マークの病気が再発してから、ロマノは結構エリザベスの力になってあげてたし、その流れとかから色々なことが胸に去来して、言葉に出すと、泣き出してしまう恐れがあったのではないでしょうか。考えすぎかな？でも、ロマノ的にはその方がよかったんだろうな～～。泣いてる『リジー』を抱きしめてあげられたかもしれないから(笑)
ロマノは確かにエリザベスの保証人を降りて、大変な目にあわせてしまったけど、あれは、ベントンと交際していることを隠して、結果的にロマノの気持ちを傷つけてしまったエリザベスにも非があるし（このあたりはエリザベスも自覚してるみたいですね）、マークのことで力になったりとか、その他色々あって、一時の『ヒキガエルがかわいそうだわ！』状態よりは、エリザベスのロマノに対する気持ちは、かなり改善されているように思われます。このふたりは師弟関係というのか、保護者と被保護者というのか……だったんだけれど、ロマノが怪我をしたことによって、上に立ってたロマノがちょっとおりてきたような、そんな気がします。
エリザベスは今日は復帰第１日ということでしたが、何だか、とっても事務的で冷淡になってるような印象でしたね。やっぱりマークの思い出がいっぱい詰まったところで過ごすのは、つらいんだろうなあ。ラスト近く、ラウンジでマークの写真を見るエリザベス……せつないです。プラットが入ってくるんだけど、彼が使ってるロッカーは、マークのロッカーだし……。あ、それと、シャーリーと話したあとでエリザベスがエレベーターに乗るシーン。エレベーターの中で流れてた曲、あれって６シーズンの１４話『悲報』で、マークとエリザベスがデュエットしてた曲だと思うんだけれど……あれもなんだか悲しかったな。あの時ふたりはとっても幸せそうだったから（ついでに言っちゃうと、そのあとルーシーを助けようと一生懸命一緒に手術をしたロマノも怪我しちゃったし……）。
エリザベスＶＳケリー、これはなかなかすごかった(^^)まず、スーザンとの会話で「ロマノのあとがま狙いね」。次に患者の治療中にケリーに向かって「あなたは診療部長じゃないでしょ」。とどめに「権威に取り入って保身ばかり図るあなたが、同僚を傷つけるの！」。でもこうやって並べると、なんだかエリザベスは、ロマノのために言ってるような気がするけれど……でも、私の目は公平じゃない（ロマノに偏ってる。ロマノメガネで見てる）からなあ……違うかもしれない。
ケリーもエリザベスに「トラウマが……」なんて言うからだよ～～。一番触れて欲しくないことなのに。そういえば、ケリーには前科がある。マークが手術をしたあとで、適性検査を受けさせて、エリザベスとかなり確執があったのでした。ケリーが泣いちゃったのは、ロマノの仕事を「はいはい！やります！」って引き受けたのはいいけれど、あちこちのＥＲが閉鎖しちゃって患者はどんどん送り込まれてくるし、もうマークはいないし、全部ひっかぶっちゃって、オーバーワークで、限界を越えてたんだろうな。それでエリザベスがつっついたら破裂しちゃったと(^_^;あ～も～、早退しちゃだめでしょう。ちょっと言われたくらいで。早退したいのは、エリザベスの方だと思うぞ(^_^;
アビーとカーターは……えーとおふたりでご勝手にどうぞ(爆)なんだかルカが、かわいそう。プラットはあんまり好きじゃない(^_^;だって自分勝手なんだもん。でも、あのふたりの兄弟と、自分達兄弟がだぶったのかもしれないな。
カーターは随分頼もしくなったけど、『マークがいたらなあ』って何度も思っちゃいました……。
第３話 「反乱」（ＩＮＳＵＲＲＥＣＴＩＯＮ）
今日もロマノの登場は１シーンだけ。またまた毒舌全開(^^)「おい、スパルタカス、来い」スパルタカスってたしか奴隷だったんだよね(^_^;カーターに、自分がＥＲに借りだされて、『こ汚い』患者を３人も面倒みるはめになったってことを、怒ってたのがロマノらしい(笑)「お前の首を切れと言ったんだが、レズビアンにはできなかったらしい」これも、とってもきつくって素敵(爆)ちょっとおもしろかったのが、「後悔してないのか」って聞いたところです。お坊ちゃま君のカーターが、思い切った事をやったので、ロマノにすれば「へぇ～へぇ～へぇ～」だったのではないでしょうか。ロマノって、ガッツのある人を結構好きだったりしますよね……。「私に２度とこんなまねをさせるな。わかったか！」ってのは文字通りの意味なのか、それともそれにかこつけてカーターに釘を刺したのか……。釘を刺すといえば、「医者より医学生の方がヒポクラテスの誓いに忠実だな」も、これは、かーんと一発、釘を刺してやったぞ！ってことなんでしょうかね。
マレンがデメロールを注射してくれってチェンに拳銃を突きつけたとき、プラット、アビーに取ってきてって頼んじゃだめでしょう。アビーを危険にさらしちゃうわけだから。自分で行けよ(^_^;男のくせに。カーターだって、アビーのこと愛してるなら「僕が行く」って言わなきゃ(^_^;アビーが薬を取りに行って、注射までして……なんだかなあ……男どもは何をしてるんでしょうって感じがしますが(^_^;その点アビーは立派だったぞ。しっかり４００ミリ注射して(笑)マレンが傲然と出て行った次のシーンでぶっ倒れてたので、爆笑しちゃいました。ケリーの「効いたわね」のひとこともよかったです。
ハンティントン病の母子のエピソードは、哀しかったけれど、スーザンがよかったなあ。さすがスーザン。今日はカーターとのやり取りも含めて、スーザンってやっぱり素敵！の回でした。あれは結局、お母さんがレスピレーターを止めちゃって、死なせちゃったけど、それをスーザンは誰にも言わなかったってことですよね……。バックに流れてたアリアがまたよかった。すごく心に残るシーンでした。
チェンとプラットの組み合わせってどうなんでしょう？あんまり似合わない気がするけど(^_^;慰め方が、ぶきっちょというのでもなく、なんだかそこはかとなく強引で、うーん、やっぱりあんまり好きじゃないな、プラット(^_^;
それと、絶対ルカかわいそう。アビーのこと引きずってるし、早くも女難の相が……(^_^;アビーもさあ、ルカに何とか言ってあげてよって思ってしまう。アビーとカーターがラブラブなのはいいんですが、ルカが寂しそうなのはなんかやだなあ……。胸がさわさわします。
え～と、カーターの職場放棄ですが……あれってアメリカ的な考え方なのかな？金属探知機と警備の強化が必要ってのもわかる。しかも、カーターは当事者だったし、かわいがってた（そしてたぶん好きだった）ルーシーは殺されちゃって（でもこれって確かナイフはラウンジにあったのを、途中で患者が取ってきたんじゃなかったですか？(^_^;金属探知機で調べても、こういう場合は防ぎようがないような気が(^_^;）、そしてもしかしたら、また愛する人（アビー）と昔からの仲良し（チェン）を失うかもしれなかったので、我慢できなくなっちゃったカーターの気持ちもわかります。ケリーの態度もよくなかった。でも、でも、でも、職場放棄はいけないでしょう。それも突然なんて。普通の職場だったら許されるかもしれないけれど、病院の場合それもＥＲは、患者が死んじゃうから。
スーザンの意見が正しいと思うな。「今日のうちにひとりでも助けるわ」って言ったスーザンは、かっこよかったです(^^)
結局、ナースを３人解雇（このあたりはケリーの仕返しっぽい(^_^;カーターに選ばせてるし）しなきゃならなくなったのも、ちょっと嫌な感じです。
患者を犠牲にしてっていうのは一番しちゃいけないことなんじゃないでしょうか。マークが一生懸命やってきたこと、そして、マークがカーターに教えたことは、職場放棄とは対極にあると思うんですが、どうなんでしょう？
あと、素朴な疑問。カーター君ちはお金持ちなのに、カウンティに金属探知機と、トリアージの設備工事を寄付ってわけにはいかないのかな？おばあちゃんに頼んでもだめなの？
第４話 「男らしく歩こう」（ＷＡＬＫ
ＬＩＫＥ Ａ ＭＡＮ）
今日はロマノ先生は、ケリー宛のカードのみでご登場。『代役の幕は下りた』姿は見えねど、さすがはロマノ(爆)お花の選び方も素敵です。サボテンなんて、センスのよさがひしひしと伝わってきます(笑)
来週は、ロマノ的ベストシーンの上位に必ずランキングされること間違い無しの、ラウンジでの名シーンをはじめ、ロマノが結構たくさん登場するので、今回出番がなくとも、けっして私はキレて物を投げたりはしないのでした(^^)
今回はガラント主役エピというのか、医学生が必ず通る？『患者を死なせちゃった事件』がおこります。ただ、なんとなく今回のお話、私にはしっくりきませんでした。ガラントが一生懸命入院させた方がいいって言っているのに、心臓外科部長のケイスンは患者が病院フリークだってことで、はなから取り合わないし、カーターだってベッドを空けろって言うし、先週のエピでも『他の病気が出てこないうちにさっさと退院させろ』とか言ってた気が……。プラットもうまく世渡りしろって言うし……。で、患者が急変して亡くなったら、ケイスンが言い訳して、カーターとプラットがガラントをかばって……。ガラントは自分の主張が半端だった、毅然と（ケイスンと）戦えばよかった、過ちを怖がらなければよかったって自分を責めて……。カーターはそれ（毅然と戦えばよかった）は僕にだって言える。とか、みんな怖いんだ。怖くない者はいないよ、とか言って慰めたり、プラットは、お前のやったことはそれでこそ男だ！とか外れた慰め方をして、ガラントになぐられたり……。なんだか、ガラント以外の人々が、患者の治療ということに対して（程度の差はあるけど）不誠実であったがゆえに起こった悲劇と思えてしまうんですが……。そのせいで、ステラの遺体の側でカーターがガラントを慰めるシーンも、感動がうすれちゃったというか、何というか……。これは私がひねくれているからでしょうか(^_^;
ガラントは、第８シーズン第７話から出ていて、第８話の『曇ところにより雨』で、ケリーと一緒に救急車の中の妊婦を救出したエピソードがとても印象的だったんですが、そのあと、なんだかちょっと影が薄くないですか？ガラントってどんな人？って聞かれたら、え～と、真面目な人でね、とっても真面目で、真面目な人なのよ。と『真面目』というキーワードしか思い浮かばないような気が……。頑張れガラント！
カーターとアビーですが、う～ん私はやっぱり、カーターみたいなのはあんまり好きじゃないなあ。あ、これはカーターがっていうんじゃなくて、アビーに対するカーターの態度です。な～～んか怒ってすねて、アビーが話したがってるのに振り切って帰って、子どもや～～(^_^;という気がしてしまう。こういう人はちょっと苦手だな。カーターファンの方ごめんなさいm(_
_)m
アビーがお酒を飲んでいたことを自分に隠していたのが気に食わないのだったら、それをはっきりと言って欲しい。「おのれ！俺にナイショで酒のんどったんやろ！あんなけゆうたやろが！酒はあかんて！またアル中になったらどないすんねん！」あ、だから私はロマノが好きなのか(爆)または、「なぜお酒を飲んだこと僕に隠してたの？」とまず相手の主張を聞き、「でも、理由はどうあれ、やっぱりよくないよ」と諭して欲しい。カーターの態度は相手っていうより、自分の感情まかせっていう気がしちゃうなあ。
カーターとアビーのカップルを今日で４話見たわけですが、私は何となく、このふたりは合わないような気がします（Ｃａｒｂｙのみなさん、ごめんなさいm(_
_)m）。第７シーズンでの、ルカとの方がお似合いだったような気がする。ルカは大人だし……。あああ、ルカと言えば、いけないでしょう！イエローカードです！これは、アビーを失ったトラウマなんだろうな～(^_^;
エリザベスは完全復調したっぽいですね(^^)ガラントがプラットをなぐったと言ったら、ケリーが「なら大目に見ます」って言ったのはおもしろかったです。それと最後に、プラット！金魚にえさをやりすぎちゃだめだってば(爆)
第５話 「悲しい運命」（Ａ ＨＯＰＥＬＥＳＳ ＷＯＵＮＤ）
今回はロマノがたくさん登場したのはいいんですが……第１話につぐ、つらい回になってしまいました。ブタの手術はとてもいつものロマノらしかったです。「右手しか使えなくても、他の能無し外科医には負けん」とか、対ケリー戦略をエリザベスに指示したり。それはそうと、怪我から５ヶ月たってて、今日がハロウィンだから、あの事故は５月の末ってことになりますね。いつも思うんですが、グリーン先生が亡くなったのは、いったい何月なんでしょう？
ロマノは、自分の腕の手術をしたドクターに怪我が完治する確率を尋ねて、「指が元のように動くようになる確率は２０パーセント、でも、オペができるかどうか」って言われて、すごくショックを受けます。「でも君は診療部長で、ほとんどは管理の仕事だから」の言葉には「ありがたいお言葉だ」あ～あ～手術したお医者さん、わかってないなあ。陰謀大好き、権力大好きのロマノだけど、一番の生きがいは手術をして、人の命を助けることなんだよね……。もう手術ができないって宣告されて、憎まれ口をたたいてるけど、目がめちゃくちゃ悲しそうです。
そんなロマノにとって、助けを必要としてる患者が山ほど運び込まれてるのに、自分が何もできないっていうのは、すごくつらいだろうな……。あっちへ行ったりこっちへ行ったり、みんなに声をかけながら……。それが最高潮に達したのは、足を悪性の感染症におかされた青年の脚を、切断しなきゃならなくなったときでしょう。自分の腕が健全だったら、さっさと手術をして、スピードと技術で、足が救えたはず。それを切断することになってしまって……。ロマノは残念でたまらなかったと思います。それに患者を自分と重ね合わせてしまったということもあるでしょうね。だから切断したくなかった。以前のロマノだったら、あの状態までひどくなっていたら、「切断するぞ！」って言ったでしょう。それが言えない……でも言えない彼のスタンスが、完璧患者寄りっていうんじゃなくて、どちらかというとやや自分の気持寄りってとこがロマノらしいかな？オペ室を出て行くとき、点滴のスタンドをバーンと倒していったロマノの気持を思うと、胸が痛くなります。エリザベスが、これはhopeless
wound
だから切断しなきゃって言ってて、これが題名になってるみたいですが、ロマノの怪我も宣告されちゃってhopeless
woundってことなんじゃないかなって思います。ちなみに監督はローラ・イネス。ケリーさんの監督作品って、心に残るお話が多い気がするなあ。
そして、ラウンジのシーン。このシーンに必要なもの。それは「ロバート」ってエリザベスが呼ぶことですよね。いつもみたいに「先生」じゃ気持がうまく伝わらなさそう。どうするんだろうって、ファンは変なところに興味がいくんですって、もしかして私だけ？英語版では、エリザベスはずっと「ロバート」って呼んでますが、日本語版だと、呼んだことなかったような気がします。今日はラウンジまでに２回呼んでましたね。１回目は腕がぶつかったとき。「先生大丈夫？」の次に「ロバート」って。（「大丈夫」って言ってましたが、全然大丈夫じゃなさそう(^_^;痛かっただろうなあ）次は、足の切断をロマノが決断したとき。「よし、切れ」（ちっちゃい声で言ったこのせりふ。泣けます）…………「切断しろ」って言ったあとで「ロバート」さあ、これで準備は整いました(笑)
ラウンジシーンの前半は、いつもの憎まれ口のオンパレードでした。「怒らないで聞けよ」（これもロマノらしい。だいたい、怒らせたのはあなたよ、ロバート(^_^;それに『聞いてくれ』じゃなくて『聞けよ』ときました(笑)）「私は人間嫌いだし、嫌われ者だ……でも腕はいいぞ……毎日救ってきた……大勢……助かりそうもない人たちを……それができないなら……」弱音を吐いたことのないロマノのせりふだけに、心にしみます。エリザベスもそうだったみたいで、わざわざ側に来て、床に座ってロマノの目を見て、手を握って話してましたね。「ロバート、あなたは強い人でしょ。きっと克服してまた素晴らしい外科医になれるわ。絶対になれる……」ここでロマノの手がエリザベスの頬をなでちゃいます。驚いたエリザベスは、ポケベルが鳴ってるって言って、ロマノがエリザベスって呼んでも、ポケベルが鳴ってるって、外へ出ます。今日のロマノは、オペはほぼできないって宣告されるわ、患者は救えなかったわで、心がぐちゃぐちゃになって、誰かにすがりたいという気持もあったと思います。そんなときに、初めてリジーが優しく励ましてくれた。そしたら余計に心がぐちゃぐちゃになってしまって、ついそこにあったリジーのほっぺをさわっちゃった(^_^;ってことなのかなと思います。エリザベスの方は何にびっくりしたかというと、まずもちろん、ロマノが自分の頬をさわったこと。そしてもうひとつは、それを自分が『ちょっと優しくしたら、すぐこれだわ！このセクハラ親父！』って腹を立てていないこと……。ロバートに対するこの同情心が、そうでないものに変わっていくかもしれない可能性に思い当たって、すごく驚いた。それと同時に怖くなった。今、エリザベスは自分の心に『マーク』っていう『かせ』をかけているはずだから……。なんて、考えすぎかもしれませんが(^_^;
ラウンジでのできごとのお礼とおわび(笑)に、指輪を取ってあげたロマノは、やっぱりかっこいいです(^^)エラにちょこちょこって手を動かしてみせたのも、キュートでした(^^)「さっきのことなんだが……」「いえ、聞きたくない」というエリザベスに、「魔がさしたんだ。もう２度と起こらないって約束する」ってちゃんと謝ったロマノ。マークを亡くして日が浅いエリザベスに悪いことしたって思ったのか、それとも、『リジーに嫌われたくない！』って思ったか(^_^;「あなたならカムバックできる」「もちろんだ」別れたあと、振り返ってエリザベスを見つめるロマノ。ロマノってよく振り返ったり、見つめたりする人だけど、そういうときはいいシーンだなって思います。今日は特に心に残りました。
え～～と、今日は他に何かありましたっけ？(爆)
まず、ネイサン！何だかすごく心を引かれるキャラです(^^)自分の病気には淡々と（でも、これまでにいろいろ葛藤とか絶望とかあったんだろうな）、知識がすごく豊富で、一生懸命。次回は患者を救おうと熱くなるネイサンが見られるみたいで、楽しみです。
デール、おのれまだおったんか！（って、私この人好きじゃないんです。ごめんなさいm(_
_)m）ルカは人格が変わってしまってますが、いったいどうしちゃったんでしょう(^_^;赤ちゃんを亡くしたばっかりのお母さんをほったらかして帰るなんて、前のルカなら絶対にしないよ～～。そして、またまたイエローカードだし(^_^;
アビーがひとりで明るくしてくれました。ルカにセーラー服買ってもらったとか、ネイサンにケリーのことを「大丈夫。かみつかないから……あんまり」って言ったり(^^)でも来週は、弟となんかありそう。アビーは苦悩するより、笑ってるほうがいいのになあ……。エリザベスは、朝の回診のときに紅茶を飲んでましたね。やっぱイギリス人(^^)あと、ケリー。よだれたらして寝ないように(笑)
第６話 「はかない希望」（ＯＮＥ ＣＡＮ ＯＮＬＹ ＨＯＰＥ）
今回ロマノは、先週とうって変わって毒舌全開(^^)やっぱりロマノはこうでなくっちゃ(^^)保険屋さんと電話で言い争いをして、「満額治療費を受けるにはどうなりゃいいんだ？足も狼に食われるのか？」なぜ狼なんだ～～(笑)しっかし、ロマノの電話を途中で切っちゃう保険屋さん、すごいな～～カウンティには誰もいないぞそんな人(^_^;
エリザベスに「お前専用の苦情箱を作ってやる」おーい、先週励ましてもらったでしょうが。すぐこれなんだから(笑)そして『ふらふら医学生』も～～素敵よ！ロバート！(爆)英語ではMartini
Shakerって言ってますが、はは(^_^;確かに(^_^;そのくせ、ネイサンっていう名前を知らないのは、とってもロマノらしい(^^)でも、ネイサンを特別扱いしないでやらせろっていうのは、ほんとに訴えられたらやっかいだからなのか、ネイサンに共感（自分も障害を持ってるから）を覚えるからなのか……あの表情からはわかりませんねえ。エリザベスがネイサンの病気がひどくなってもいいのって聞いたら「知ったこっちゃない。ただ、患者を殺さんようによくみとけ」ってのもいいなあ(^^)
次は『お食事ロマノ』(笑)ですが、ロマノが食事してるシーンって、いつだったかベントンを呼び出したか何かして、「食事してもいいか？（しながら話してもいいか）」ってベントンに聞くシーンがあって、へえ、ロマノって礼儀正しいんだ（みなさん、信じてください。彼はあれでけっこう礼儀正しかったりするんです(笑)）などと思った記憶があるのですが、今回もちゃんと断ったのかな？メニューはサンドイッチとお皿の上はフルーツ？「遅刻を謝るほかに付け加えることはないか」とかる～く強要して、アビーに「すみません」を言わせておいて、「馬鹿の一つ覚えか」と言い放つ。おおっ！決まった！バックドロップ！（なぜバックドロップなのかは聞かないでください。プロレス技はほとんど知らないんです）あと、ロマノの特徴として、顔の表情がおもしろいんだけど、今回も、看護部長がアビーに「コバッチュとの関係は円満に終われたのね」とか言ったら、口をちょっと曲げて、とってもキュートでした（どこがキュートなんじゃという苦情は一切受け付けませんので、ご了承くださいm(_
_)m）。そして「みんな尻軽だって噂はほんとなんだ！」出ました！満塁サヨナラホームラン！(^^)でもケリーの「先生！」っていうのもびしっと決まりましたね(笑)英語では「ロバート！」って言ってましたが。この人もロマノのことロバートって呼んでますね。もしかするといつだったか「ケリー……あー君のことをケリーって呼んでもいいかな」「ええ、いいわよ。”ロバート”（多くの人は、ここで初めてロマノのファースト・ネームがロバートだったことを知り、意外と平凡ねえなどと思ったのである）」のシーン以来そう呼んでるんでしょうか？
出番は少なくても(笑)今日みたいに元気なロマノがいいです(^^)
えーと、先週期待していたネイサン。ち、ちょっと違うぞ(^_^;胚性幹細胞が実用化されるって、それまでとてもアリソンは生きられないよ～～(^_^;「自分の勝手な主張で患者に誤った希望を与えるな」今回はカーターが正しいと思うな。「もう死ぬんだ。問題は安らかに死ねるかだ」「２６で安らかに死ねるわけがないでしょう。見捨てるんですか？」尊厳死の問題って、ＥＲではたびたび登場してますよね。これってとっても難しいと思います。患者によってケースが違うから。ネイサンの気持はわかるけど……。でも、自分の理想を押し付けて、患者が苦しむ結果になったような気がしてなりません。静かに逝かせてあげた方がよかったんじゃないのかな。本人が望んでたんだし……。ネイサンもそのあたり、エリザベスに「持ちこたえるでしょうか」って言ってたもんね。あとになって、ちょっといろいろ彼も思ったんだろうな。これでよかったのかどうかって。「そう望むだけよ」って言ったエリザベスは、やっぱりかっこいいです(^^)カーター君は、ネイサンのことをエリザベスにぐちったりして、ちょっと情けないぞ。
エリザベスと言えば、今日はさんざんだったような(^_^;告知はしなくちゃいけないし（マークと重ね合わせちやったみたいですね。ここで、「望みはいつでもあります」って言ったエリザベス。英語ではchanceだったけど、このエリザベスの言葉と、さっきのネイサンの「希望」このあたりがタイトルの「はかない希望」とからんでくるのかな？助かる見込みのない人に、希望はあるって言ったという点に関してはふたりとも同じだけど、内容が全然違いますよね）、外傷患者がいっぱいでめちゃくちゃ忙しいし（他に外科医はいないの？）、意を決して「あなたはレイプされたのよ」って言った１４歳の患者はあの通り(^_^;だったし……なんとかしてあげてほしい。
アビーとカーター、エリックと彼女、チェンとプラットはどうぞご勝手に(爆)あ～でも、エリックは何か変だな。やっぱり躁鬱病っぽい感じ。また、アビーが家族問題で苦労するのか……なんかなあ……(^_^;あと、プラット、人の弱みを自分の都合がいいように利用してるだろ～～。カーター＆アビー「あなたはもう当てたでしょ」「そう、出会ったとき。君と」はいはい、よくわかりました(爆)
ヘレエとアビーのシーンで、ヘレエの「これはひとつのジェスチャー…………感謝してくれとは言わないけど、馬鹿にすることは絶対に許さない」という言葉。う～～ん、これには参った。すごく心に残りました。今日のお話の中で一番インパクトが強かったかもしれないです。
あと、今日のお話って、何かよくわかんなくなかったですか？いろんなことがいっぱいありすぎて……(^_^;
第７話 「痛みに耐えて」（ＴＥＬＬ ＭＥ ＷＨＥＲＥ ＩＴ ＨＵＲＴＳ）
今日はロマノはお休み(^_^;ケリーが「ロマノがまだ復帰してないから」って言ってましたが、じゃあ、先週と先々週はあれはなに？(笑)次回も出なさそうだし、第９話はPaul
McCraneが演出してるので出演はないだろうし、どうやら第１０話のクリスマスエピまで出番はなしかな？
じゃあ、今回はこれでおしまいってわけにもいかないか(笑)
まず、ネイサン君。今日もやってくれましたね(^_^;すい臓ガンのシートンさんに、手術をすすめちゃいました。（余談ですが、第７シーズンで、エリザベスが産休前にロマノと一緒にしたオペで、ご褒美にアイスとピザをもらった時、あの時確かウイップルをやってませんでしたか？ありゃりゃご覧あれ。出血してるからウイップルをやるぞ！ってロマノが言って、え～～今から６時間も？冗談でしょうってエリザベスが絶句。でも結局がんばっちゃうあのシーン）
ネイサンは、何もしなければ２ヶ月で死んでしまうけど、手術をすれば１年にのびるって。でも、結局、２ヶ月どころか、そのまま亡くなってしまった（か植物状態になったのか）わけで、いったいネイサン君は何を考えてるんでしょう。選択肢を並べて選ばせるって言ってたけど、また自分の主張を押し付けたっぽい(^_^;だって、ドクターが手術っていう方法もありますよ。成功すれば１年生きられますって言ったら、それに賭けてみようって患者は思っちゃうよね。
できるだけ苦しまないようにケアを受けながら、おだやかに２ヶ月を過ごして死を迎えたほうがよかったと思うんだけどなあ。先週のアリソンは２６歳だったけど、シートンさんは６７歳。年齢を考えるとね……。人には、生きる権利と同様、誇り高い死を選ぶ権利もあると思うんだけど。あと、やっぱりエリザベスが言うとおり、ネイサンは、精神科とか放射線科とかそっちの方がいいと思うな。患者の命にかかわるようなことを病気のせいでしでかす可能性がある場合は、そっち系には進めないっていうか、進んじゃいけないと思う。
気の毒だったのはスーザン。『安全パイ』まで亡くなってしまって(^_^;スーザンほどのベテランでも、自信をなくしてああなっちゃう（子どもの挿管で手間取って、誰か代わってってみんなに頼んでた）んだなってちょっとびっくりでした。ＥＲは待ったなしだから、怖いだろうなあ。フランクのいじわる(－－〆)ケリーの慰め方、ナイスでした。特に「でもひとり以上亡くしたらクビよって」とこが(笑)妊娠を喜んでるケリーも、スーザンにそれを打ち明けたケリーも、なんだかいつもとは別人のように(笑)かわいかったです。それを喜んであげるスーザン、やっぱりいい人だなあ(^^)
今日のルカ！目を撃たれた（痛そう(T_T)）少年のためにゴルフ場へ車で乗り込んだり（あれはきっとあとで怒られると思う(^_^;芝生が壊れてました）、あせるスーザンを支えたり、少年を開胸して救ったり……いつものルカに戻った(^^)と思ったのに、ラストのあれは何？そういえば人妻とまた、イエローカードだしって……もう枚数的に、レッドカードになってる気がする(^_^;
アビーは弟のエリックがどうやら躁鬱病らしくて、また苦労が始まっちゃった。来週はあのママも登場するし。アビーは弟のことをすごく大事に思ってるみたいだから、つらいだろうなあ。でも、どうしてアビーには家族の苦労が付きまとうんだろう。っていうか、不幸な人が多すぎる気がするなあ。ＥＲの登場人物……。
えーと、カーター君ですが、な～～んかアビーとかみ合わないというか、ずれてるというか。アビーの気持をちゃんとわかってあげてるのかなと思わず聞きたくなるような態度だったんですが、ラストでやっとしっくりきましたね。（でも、ここでも微妙にずれてるとこがあった(^_^;）あと、カーター君って、「いい弁護士をつけよう」とか「最高の治療をうけさせる」とか、やっぱりお坊ちゃま君なんだなって思ってしまう。お金で解決するなよ～～って。これは私がひねくれてるからかな(笑)第７シーズン、アビーのママを一緒に迎えに行ったカーターは、かっこよかったぞ。
第８話 「初雪」（ＦＩＲＳＴ ＳＮＯＷＦＡＬＬ）
今回もやっぱりロマノの登場はなし(^_^;あと２話待ちましょう(^_^;
今日のエピソードすごくよかったです(^^)えっとＥＲの方。アビーの家族の話は……実は、私はアビーママがあまり好きではなかったりします(^_^;第７シーズンでさんざん登場して食傷気味だった（ごめんなさいm(_
_)m）ので、またか(^_^;と、ちょっとうんざりしてしまいました。それにアビーの家族ネタというか、家族に振り回されるアビーを見たくないんですねえ。だってかわいそうなんだもの。アビーはもっと明るいキャラでいてほしいです。
アビーが弟をすごく大事に思っているのは、以前から何度も出てきていたので、そのエリックが自分じゃなくて、あのママを呼んだってことにアビーが大ショックを受けたっていうのはとってもよくわかる。せっかく訪ねて行ったのに会いたくないとか拒絶されたり、面と向かっても（病気のせいもあるんだろうけれど）、エリックは反抗的だし……。アビーは踏んだり蹴ったり(^_^;
アビーのエリックに対する気持が強すぎている（もっと言っちゃうと弟のことになると我を忘れてor夢中になって、いつものアビーじゃなくなってる）のか、それともエリックの病気に対してはああいうアビーみたいな処置が適切なのか、今回見ただけではわかりませんが…………。エリックのことはなかなか解決しなさそうで、やだなあ(^_^;
カーター君が車から出てきたときはびっくりしました。アビーが一番必要としている時に、すご～～く思いがけなく現れたカーター君。とってもナイスでした(^^)大きな花丸をあげましょう(笑)
ＥＲの方のエピソード、繰り返しになるけれど、本当によかったです(^^)久々に『ＥＲを見た！』って感じがしました。突然、過酷な運命に見舞われた家族、それを必死で助けようとする人々、患者とドクターとの心のふれあい……。ＥＲってもともと、ＥＲを訪れる人々と、そこで働く人々との間に生まれるドラマが多く描かれていた気がするんですが、最近は患者対スタッフより、スタッフ同士の人間関係に重きが置かれているような気がして、ちょっと欲求不満だったので、いやあ今日は満足満足(^^)
なんといっても今日の主役はエリザベスでしょう。マークを失った彼女の心情が初めて吐露されました。
「……でも、健気に生きよう。これまでと同じようにって強がってみたけどできなかったわ。現実からは逃げられない。大きな波に流されるように。……流されるしかない。でも、流されてるうちにいつか、現実を受け入れられるようになるの。悲しみから目をそむけずに生きられるようになる。その力がそなわるの。いつの日か近い将来に子どもの目を見つめた時、失われたものが光り輝いてるのに必ず気付くはずです」
本当に本当にエリザベスらしいせりふですよね。強がって見せたけどだめでってのは、ＥＲに戻ったころのことかな？悲しみから目をそむけずに生きられるようになる『力がそなわる』……エリザベスはやっぱり強い人です。この強さが彼女の魅力なんだと思います。強くてかわいい彼女が私は大好きです(^^)そして『子どもの目を見つめた時、失われたものが光り輝いてるのに必ず気付くはずです』これは泣ける……最初の方でエラが出てきてましたよね……ここと呼応するんだったんだ……うまい演出（タメイキ）ＥＲのこういうところって好きだなあ……。
そして、今日の準主役はネイサン君。迷うお父さんを速攻で説得したのはさすが！でした。
エリザベスとの屋上シーン。ネイサンも自分の思いをエリザベスにぶつけます。「少しでも時間を稼いで、その間に医学の進歩で……でも、実現しそうにない」初めて弱気なところを見せるネイサン君を、エリザベスが励ますんだけど、それがまた彼女らしく、優しいだけじゃなくて、ぴしっと背筋が伸びる励まし方で……。やっぱりエリザベスはいいなあ(^^)（私は女性キャラではエリザベスとスーザンが好きです）進むべき道を悟ったネイサン君の表情がまたよかった(^^)
移植した心臓にショックを与える役をネイサンにやらせる、エリザベスの心憎い配慮。動き出した心臓に素直に感動するネイサン。「これで兄弟は一緒に生きるの」（このせりふと、『子どもの目を見つめた時、失われたものが光り輝いてるのに必ず気付くはずです』が、私的には今回のお話のベストせりふ）すごく心に残るラストシーンでした。
ヘリで搬送される患者を迎えに行く時、エリザベスがネイサンにいろいろ注意してましたけど、前から近づけって、ロマノ～～(^_^;
今回もロマノがいてくれたらなあってすごく思ってしまいました（いつも思うんですが、他に外科医はいないの？エリザベスひとりでてんてこまいだったぞ）それでですねえ……私の悪いくせなんですが、妄想が始まってしまいまして(^_^;ロマノ（もちろん腕は怪我してない）を登場させちゃおうって(笑)いけないとは思ったんですがもう止まらなくて……(^_^;たぶん書いちゃうと思います。ファンフィクション(^_^;「ＡＮＯＴＨＥＲ ＦＩＲＳＴ ＳＮＯＷＦＡＬＬＬ」でも、ちょっとなあ……今回のは書くだけ書いて、ＨＰにはＵＰしないかもです。ファンフィクションを書くという行為に関して、実は私いつも、原作に対してすごく失礼なことをしているっていう罪悪感と後ろめたさを感じていたりするのでした。（なら、ＨＰにＵＰするんじゃねえ！って言われると思うんですが、せっかく書いたので読んでくださいましという気持もあって……わああ、ごめんなさいm(_
_)m）なので、できるだけ、本編のエピソードにはめ込んじゃうストーリーは書かないようにしてる（原作の雰囲気とか余韻を思い切り壊してるので）んですが、時々ど～～しても書きたくなるときがあるんです(^_^;ごめんなさいm(_
_)m（とても迷ったんですが、お断り書きを最初に書いて、ＵＰすることにしましたm(_
_)m「ＡＮＯＴＨＥＲ ”ＦＩＲＳＴ ＳＮＯＷＦＡＬＬ”」）
第９話 「独りぼっち」（ＮＥＸＴ ＯＦ ＫＩＮ）
今日もロマノは登場しませんでした(^_^;禁断症状がでそうです(笑)次回は登場するみたいですが、ワンシーンだけのような気がすごくします(^_^;ロマノの出番がないのも当然。今回はロマノ役Paul
McCrane初演出作品なのでした(^^)
エリザベスが、モーガンのママを呼ぶことに難色を示した時に、カーターが「ＮＥＸＴ ＯＦ ＫＩＮ（最近親者）だから」って言ってて、ここが題名になってるみたいですが、今回はみんな『ＮＥＸＴ ＯＦ ＫＩＮ』という共通因数でくくれるお話だったように思います。
自分が『ＮＥＸＴ ＯＦ ＫＩＮ』であると思っていた弟のエリックに、僕の『ＮＥＸＴ ＯＦ ＫＩＮ』はママだ！と言われちゃったアビー。
「信頼できる人の力を借りないと」
「それはもう姉さんじゃない！」
「わかってないんだ」
「わかってる」
「そう思ってるだけだ。自分勝手に。姉さんは違うんだよ。僕たちと」
アビーにとって、この世で一番大事な（カーター君が２番目なのは明白(笑)カーター君が１番にならない限り、この恋は成就しないでしょうね）弟のエリックに、こんなこと言われたら……なんでアビーはこういう目に会うんでしょう(T_T)
しかし、カーター君はどうしてずれたこと言うんだろう？アビーとコーヒーを飲んでる時も、エリックと一緒に住んで世話をしようと思ってるアビーに「（ママと）責任を分かち合えば？」とか言っちゃうし……。「僕が力になるよ。一緒に面倒見るから」とか言えないのかなあ。ラストの場面でも、アビーの気持に気付かず鈍感なこと聞いちゃうし。うーん、このカップルなんか合わないような気がするなあ。私は、こういう彼氏（うじうじしていて鈍感……カーターファンの方、ごめんなさいm(_
_)mなぜアビーの前ではカーターがそうなっちゃうのか、すごく不思議です）はあまり好きではありません(^_^;
『ＮＥＸＴ ＯＦ ＫＩＮ』である母親に捨てられちゃった赤ちゃん。彼の治療をするチェンは、２年前に『ＮＥＸＴ ＯＦ ＫＩＮ』である息子を生まれてすぐに養子に出しているという……。チェンは今回いろいろ自分と結び付けて考えているのがありありで、スーザンの誘いを断って帰ったのは、今日は子どものことやあのころの自分を思い出しちゃったり色々あって、そんな気になれなかったからでしょうが、養子先に電話でもして子どもの様子を聞くのかな？それとも送ってもらってる写真とかを見るのかななんて、想像してしまいました。
『ＮＥＸＴ ＯＦ ＫＩＮ』である父親を失って、唯一の『ＮＥＸＴ ＯＦ ＫＩＮ』である母親に引き取られたモーガンは、引き取られたことで不幸になりそうな予感が……。モーガンと接したプラット（今日はいい人だった。でも、詰めが甘いぞ。ハーキンスにママを呼んじゃいけない理由をちゃんと言っておくべきだ）も、父親と接したエリザベスも、ママを呼ぶことには反対だったんだけど、結局カーター君が呼んでしまいました。カーター君の言うことが正論だってのはわかりますが、男の子にされてママに連れられていくモーガンの表情を見てたら、もっとどうにかできなかったのかなあと、せつなくなっちゃいました(T_T)
『ＮＥＸＴ ＯＦ ＫＩＮ』である息子のジェレミーに暴力を振るわれてたメロディー。私はってっきりボーイフレンドのビルのしわざかと思っていたので、びっくりしました。ごめんねビル(笑)メロディーを入院させたスーザンは、さすがです(^^)
『ＮＥＸＴ ＯＦ ＫＩＮ』がひとりもいないマチルダはルカに小切手をあげて、その後危篤におちいって延命拒否だったので、そのまま亡くなってしまいました。そんでもってルカ！小切手換金しちゃうんだもん！車に乗ってた女性は、いつかバーで誘われてた女性なんでしょうか？オープニングに映ってましたが……。「目覚ましが鳴らなくて」「彼女の名前は？」先々週だったかは「ルカは？」「寝てる」「誰と？」とか言われてたし、もうすっかり『そういう人』になってしまっているようで、「マルコは目をつむるとすぐ出てくるんだ。口のまわりにチョコレートをいっぱいつけて」って言ってたルカはほんとにどこへ行っちゃったんでしょう(T_T)
それとハーキンスの『うそつくと耳が赤くなる』には驚愕しました(爆)が、これはどうやら来週への伏線のようですね。
『ＮＥＸＴ ＯＦ ＫＩＮ』のレオンのために、クビにされた勤務先に文句を言いに行ったプラット。レオンはどうやら悪い友達に利用されたみたいだな。ゲーム機もらってたのはそういうことなんじゃないんでしょうか。
タカタをすごく久しぶりに見ました(^^)髪形が元に戻ってて、とってもほっとしました(爆)
第１０話 「ふり返れば」（ＨＩＮＤＳＩＧＨＴ）
今日は３話ぶりにやっとロマノ登場(^^)いい人になっちゃってます。どうしたんでしょう(爆)フランクとジェリーに、ドクター・ロマノは言いました。
「ふたりともろくでなしだが、まだジェリーの方がかわいいぞ。自分の年を考えろ」
『ろくでなしだが』と前置きはついたものの、ジェリーに『かわいい』ですって！ロマノの口から男の人に向かって『かわいい』と言う言葉が発せられるとは思ってもみませんでした。あ、もしかして、『かわいい』に何か特別な裏の意味ってありましたっけ？
シーンが変わって、ルカが怪我をしているので、「車椅子だ！」と言ったり、「コバッチ、傷を見せろ」って言ったりして、心配してるのがありあり。休んでいる間に何があったんだ、ロマノ！もしかして、心を入れ替えて、いい子にすることにしたんでしょうか？っていうのは冗談ですが、身内（えーと、一緒に働いてる人のことです）が怪我すると、ロマノはいい人になるみたいですね。以前ルーシーが刺されたときも、全力で助けようとしたし、ソーシャル・ワーカーのアデール・ニューマンが撃たれた時もそうでした。今回のハーキンスの怪我も、「ロバート、試験開腹が必要かも」というケリーの言葉に「よし、オペ室で待ってる」って準備に走ったり（い、行かないで、ロバート！もっと出演して(^_^;久しぶりなのに）。こういうシーンを見ると、よりいっそうファンになってしまうんですよね(^^)そういえばケリーも、第７シーズンの第1話で、マルッチがアメフト部の学生にボールをぶつけられて脳震盪起こしそうになったら、杖で相手をぶったたいて、かばってませんでしたっけ？「デイブ、大丈夫？」って聞いてました。ケリーのその後の、マルッチに対する仕打ちからは想像もできないという……(^_^;ロマノが腕を切断した時も、必死になってましたよね。封鎖を突破して。これもその後の仕打ちとは、マルッチと以下同文ですが……。
心配してるロマノは大真面目なんですが、ルカとは身長差がありすぎて、子犬がまとわりついてるまたは、セミが大木のまわりを飛んでるっぽくて、コントラストがおもしろかったです。でも、ロマノは身長173センチなので、ルカがおっきすぎるんですよね～～確か、190センチ以上あるんじゃなかったでしたっけ。
今回はオープニングの前から、今までのルカのイエロー・カードが綴られているという趣向で(^_^;あ～あ～と思っていたら、やっぱり『堕ちていくルカさん』です(T_T)題名通り『ふり返れば』ストーリーがわかっていくという、非常に画期的な、そしてとてもわかりにくい(爆)お話でありました。ハーキンスが運び込まれるシーンのあとは、一気に最初のパーティーのシーンに戻って、そこからは時系列に沿って話を進めてほしかったです。または『ふり返る』にしても、もう少しシーンを長めにしてほしいなあ。短いシーンで何度も『ふり返る』と、話がぶちぶちちぎれてしまって……。なんでそうなったの？なんで？っていうのが少しずつ明かされていくってのはおもしろかったんですが、せっかくのルカの名演技をじっくり見たかったなあ。第７シーズンの『告白』。このルカエピも時系列が逆になってましたが、こちらは司教さんに懺悔するシーンなんかがじっくり見られて、すごくよかった。心に残りました。今回の場合は頭の中でストーリーを逆回ししながら見なくちゃいけなくて、それに忙しくしているうちに、感動が薄れちまいました(^_^;ぼろぼろになっていくルカを、正座しながらゆっくり見たかったです。
今日のお話は、結局ケリーが会議に出るので、オフなのに呼び出されて、帰ろうとしたところでクロアチア人のおじいさんが来て、その通訳をっていうので戻って、そのまま帰れなくなって、そうこうしているうちにリックが容体が悪くなって脳死になってしまう。動揺したルカは無謀な運転をして交通事故を引き起こし、結局ハーキンスを含む３人に重傷を負わせてしまったっていうことなんでしょうか。こう書くと、おじいさんのために戻らなければっていうことになっちゃうのかな？今日のルカは患者の名前を忘れたり（「ほら、風邪の子」とか言われてましたね）、リックのことも何度もアビーに忠告されてたのに、それを無視してしまって……。疲れていて注意力や判断力が鈍ってたみたいでした。でも、チューブがずれたかなって、看護師のせいにしちゃだめでしょう。チュニーがにらんでたよ(^_^;
クロアチア人のおじいさん（殴った方）が言った「悲しい出来事は昨日のことのように鮮明に覚えてる」っていうせりふ。これはルカもそうなんだろうなって思いました。スーザンに「僕にはクリスマスはもうないも同然だ」って言って、家族とのクリスマスのことを話して……。「幸せだったのね」「そうだ」……ああ、だれかルカを救ってあげてください(T_T)
スーザンちのパーティーで、アビーとのシーン。これも見ててつらかった……。
「最近話さないね。言葉を失ったみたいに」
「チャンスを作るわ。コーヒーでも飲みましょう。それともうちに食事に来る？カーターがピザの出前を取るわよ」（このアビーのセリフ。ひどいなあ。だれがカーターと一緒にピザなんか食べるかっ！）
「寂しいよ」（わああ、かわいそうなルカ！）
「今まで何をしてたか当てましょうか……飲んでたんだ」（まあ、この場合、こういうふうに話をちゃかしてそらすしかないでしょう）
「それで」
「だから話は飲んでない時にしましょう」
「今は幸せ？」
「幸せよ」（そうかな？）
「だったらいいんだ。でもあまり幸せそうに見えないから」（このせりふ、いいなあ……とってもルカらしい。ねえアビー、カーターより、絶対ルカのほうがいいって）
「いかなきゃ」（ちょっと動揺したかな？アビー。カーターはにぶちんだけど、ルカはそうじゃない……）
「気付いたら、あやまちばかりおかしてきた」（これは、アビーと別れたことは最大のあやまちだったって言いたいんだろうなあ）
「もうおかさないで」（あああ、はぐらかされちゃった。きっぱりだめよって言われたのといっしょですよね。タメイキ）
パーティーで、アビーにスノーグローブあげたの、きっとルカですよね。誰があげたのって言った時に名乗らなかったし……。それにオルゴール鳴らすために台を回してたルカの手つき、買う前に試しに鳴らしたんだよっていう感じでした。
「人助けをしたくて、（医者に）なったんだ……いやすために……自分は傷だらけだよ」
ほんっとに誰かいないんでしょうか？ルカを助けてあげる人(T_T)
クリスマスエピなのに……最近悲しい話が多いけど、ずっとこういう感じなのかな？
最初の方の交通事故のシーンで、ルカの車のミラーに、パーティーでもらったさいころをふたつつないだのがかけられてました。最初見たときは気付きませんでしたが、２回目に見たときに、あ、あれだって思いました。ＥＲってこういうとこ細やかだったりしますね。
ガラント君、ハーキンスのこと好きだったんだ。速攻ふられてましたが（しかもそれに気付いてない）(笑)。でも、医学生が好きな女の子の気を引こうとする時は、「水泡性鼓膜炎って見たことある？……あとで見せてあ・げ・る」って言うんだ。とっても勉強になりました(爆)
第１１話 「友の助け」（Ａ ＬＩＴＴＬＥ ＨＥＬＰ ＦＲＯＭ ＭＹ ＦＲＩＥＮＤＳ）
今日のロマノは２シーン。でも、先週より長い時間でせりふもいっぱい。うれしかったな(^^)
まず、死亡症例検討会にて。
「コバッチは気管内挿管ができたと思って……」
というスーザンの言葉に、
「思った」
とすばらしい愛の手、もとい合いの手をいれるロマノ先生。表情がくるくる変わっておもしろい。
ルカが潔く自分の非を認め、いっさい言い訳をしなかったことを、ロマノはたぶん気に入ったんだと思います。それが、次のロマノとルカのシーンにつながっていくような気が……。でも、『へえ、あいつなかなかやるな』と思っても、しっかり嫌味を言うところはロマノらしい。
「クロアチアにはほんとに医学部があるのかどうか、誰か知ってるか？……どうだ？」
ルカが言った、
「クビでも銃殺でも好きにすればいいでしょう」
の『銃殺』って、やっぱりダグ降板の時のロマノの名セリフ
「裏庭で銃殺だ」
からきてるんでしょうね。傑作セリフの多いロマノですが、これはベスト１０に絶対入ると思うな。
ロマノはスーザンに『お調子者』って言われてましたが、いーのか、ロマノ(笑)そういえば、先日テレビで見た映画（洋画）で、ロマノの声の内田さんと、スーザンの声の山像さんが声をあてていらしたんですが、それが夫婦役だったんです。目をつむって聞いてると、あーロマノとスーザンが結婚すると（絶対しないけど(^_^;）こんな感じなんだ……と、想像してしまいました(笑)おまけに息子の名前がネイサンだった(爆)
そんでもって、ロマノＶＳルカのシーン。
「何してる、母親と症例検討会か？」（いきなり毒舌）
「死ぬ時の様子を聞かれて」（真面目に答えるルカ。まあでも冗談で返したら、ロマノに殴られちゃいますね、きっと）
「ひと言、やすらかにでいい」（お前いらんこと言うなよ）
「知る権利がある」（おおっ！ルカも負けてない。でも、口はロマノの方があなたより１０倍くらい回るんだよね）
「何を。事実をか？じゃあ、自分が殺しましたと教えるのか。……そんなことはできん。こっちへ来い」（聞こえないところへ連れて行って。こういうとこ、よく気がつくロマノ。第４シーズンでエリザベスを怒鳴りつけるときも、別室でブラインド閉めてたし……さあ、思い切り言いましょう）
「いいか、自分を叱責するのは自由だが、母親に罪を認めたら、誰がつぐなう。お前じゃあない。車をくれてやるか？（第１話でもあの屋上のヘリ俺が先だシーンで、『お前の車に患者を乗せて行け』ってルカに言ってました。ルカの車って、高い車みたいですね、私は車のことわかりませんが……。ロマノはジャガー……第８シーズン当時で新車だった……に乗ってるんですが、ひょっとして自分の車よりルカの車の方が高いので、目の敵？(笑)）彼女の弁護士が病院を相手取って、何千万ドルの訴訟を起こすんだぞ。その金はどこから出る。人件費のカットに器具の節約。割り食うのは患者だ。お前が口を滑らせると他の患者をもっと傷つけてしまう。……今日は疲れてるから（ってどうしてわかるんだ）帰って寝ろ（大きなお世話だ(^_^;）」
「大丈夫です」
「帰れ！あの患者の家族としゃべったらクビだ（結局これが言いたかったのね）」
え～～と、ロマノの言い方うまいなあと思います。症例検討会でのルカの態度から、『あいつ、家族にしゃべるぞ』と直感したロマノは、きっちりルカに釘を刺します。それも、『割り食うのは患者だ。お前が口を滑らせると他の患者をもっと傷つけてしまう』って、こう言えば、絶対ルカは沈黙しますものね。ロマノって理不尽な言い方で、力づくで押さえ込んじゃうときと、こういうふうに理詰めできちんと話するときと両方あって、相手によって使い分けてるような気がします。人をよく見てるっていうか、けっこう細やかです(^^)言うと部下に嫌われるぞってことも、臆しないできっちり言う。ロマノは診療部長としてこういう役回りが結構ありますね。言い方はあれですが(笑)、いつもきちんと筋が通ってます。組織の中ではこういうことを言う人がいないといけなくて、ロマノにはうってつけ（でも、みんなから嫌われる一因になってるけど、これも管理職の宿命かな）。マークが言ってもらしくないし、ケリーが言うより迫力があるし、男らしくてかっこいいなあといつも思うのでした(^^)
悲しかったのは、ケリーの流産。最初にサンディと楽しそうなシーンがあったのでよけいに……。ローズマリーに手話で尋ねられて、思わず泣いちゃうケリーが、なんともかわいそうです。
プラットとカーターのシーン。レオンのことになると夢中になっちゃうプラットもよかったです。ラストシーンも……。
「遅刻はお手のもの。いつでも帰りたいときに帰る。患者を相手にかっこをつける。指示は守らない。石は投げるわ、銃は持ち込むわ。前にもいたよ、そういうタイプは」
っていうのはひょっとしてマルッチのこと？だったらひどいよ、カーター君。プラットと一緒にしないでくれ～～(^_^;
でも、プラットの家庭の秘密がカーター君にわかって、
「僕達はチームだ。協力し合い、お互いに学ぶんだ。ひとりではできない仕事だよ。ひとりでやりたいなら、外科医になればいい……」
「うぬぼれも悪くないけど、程度によりけりだ。助けを求めることも必要だよ」
このセリフはよかったなあ。今日のカーター君は花丸です(笑)（カーター君はアビーとからまない方が、かっこいいことが判明(爆)）
今日はおもしろいシーンもあって、最近重くて悲しいシーンが多かったので、楽しかったです(^^)
数学おたくのアナスタシアもおもしろかったけど、やっぱりなんといっても、９３歳のダニエル・ギルマンさんでしょう(爆)
奥さん（ココ）があらわれて、こけちゃうガラントとか、
「俺が消してやる」
「いっしょに燃えたい」
のジェリー＆プラットのお馬鹿コンビとか。『男らしく歩こう』で確執があったガラントとケイスンの絶句鳩豆声裏返りコンビとか……。でもってかけつけたギルマンさんの息子はココに完璧骨抜きにされてるし、男の人ってほんとにもう！って。でも、一番『ほんとにもう！』なのはギルマンさんご自身ですが(笑)久しぶりに大笑いしちゃいました。
それから、ルカと一緒に治療中に、ハーキンスからのメモにでれでれしてるガラント君。あ～あ～ここにもにぶちんがひとり(笑)ルカとハーキンスの関係を疑っていないのは、世界中で君だけだ。その上しっかり宿題って利用されてるし……。誰か彼に教えてあげてください。とっくにふられてるよって(爆)
第１２話 「下町の聖人」（Ａ ＳＡＩＮＴ ＩＮ ＴＨＥ ＣＩＴＹ）
今日のドクター・ロマノは４シーンご出演(^^)
まず、交通事故で運ばれた患者トムのところへ来て、
「よろしい、試験開腹だ。スキャンの必要はない。すぐ上に連れて来い」
というたのもしくてかっこいいシーン(^^)
次は、ルカとのシーン。
「血管外科医と麻酔医、それに３人の外科レジデントが１時間５０００ドルのオペ室で待ちぼうけをくってるんだぞ」
「奥さんの側にいたいと」
「お涙ちょうだいか」（でましたロマノお得意のせりふ）
「臨終なんです」
「急がないと本人もご臨終になるぞ」（この切り返しかたが好きだなあ(^^)）
「それは言いました」
「１０分たっても来ないと、お前の脾臓を摘出する」（も～～最高！ほんとうに摘出されちゃいそうだ）
その次は市会議員のブライトににこやかにご機嫌うかがいをするシーン。にこにこ笑顔で声のトーンもいつもより高い。でも、帰り際にケリーに『個室だ』ってささやいたときは完璧元に戻ってました(笑)あ、それからブライトの
「腕はかわいそうだったけど、首の方がよかったとみんな言っているよ」
というせりふにはむっとしました(－－〆)一緒に笑うなよ、ケリー。
そして、『一番会いたくない人』(笑)（ロマノが聞いてたら、『気が合うな。私もだケリー。お前には一番会いたくない』とか『そうか、じゃあ今すぐクビにしてやる』とか言いそうです）
「だったらドクターふたりに看護師５人を専門に担当させて接待しろ。何かご希望はありますか。氷をもっとお持ちしましょうか」
には爆笑しました。こういうロマノのユーモアのあるとこ好きです(^^)
え～～プラット今日はがんばるの日でした。レオンには一生懸命。きょうだいが離れ離れにならないようにって力をつくしたし……。先週からプラットただ今売り出し中ってとこでしょうか……あの～～ガラントもかまってやってください。最近ほったらかされてます(笑)
ルカはやることがからまわりというか、裏目に出るというか……。ロマノとケリー、エリザベス（このふたりは同時）に文句言われてましたね(笑)でも、患者思いのとこ、昔に戻りつつあるのでしょうか？だといいんだけど。
カーター君、アビーの家族問題にさんざんおせっかいをやいておいて、僕の家族には口出しないでくれって、そりゃないでしょう(^_^;やっぱりカーター君はお坊ちゃま君だということが今回よくわかりました。庶民なら、お金持ちであることは隠さないで自慢するし、どんなお金であれ、お金としての価値は変わらないから平気で使うし、『父は哀れな繰り人形だ』なんて言わないで、『繰り人形でもいいから、お金ほしい』って思うのが庶民です(笑)でもアビーとカーターって付き合えば付き合うほど、合わない気が私はするんですが、どうなんでしょう？
今日もよいエピソードがいくつもあったのに、それにもあまり感動できずっていうのが正直な感想です。なぜかというと、またまた始まったケリーの陰謀にむかっ腹をたてていたからです。ネタバレになるのであまり書けないんですが、私は今日のエピソード以降、どんどんケリーが嫌いになる予定になっておりまして(^_^;今回は、まあ序曲ということになるのでしょうか……。
市会議員に売り込んでるのがみえみえ……そのやり方がなんか嫌です。ケリーもロマノも陰謀大好きなところは共通してますが、ケリーの陰謀は、いつも他人をおとしいれる（または蹴落とす）というおまけがついてくる。そこがとっても嫌です。第６シーズン第１話でマークを裏切ったのとか、第８シーズンのチェンやマルッチがらみのエピもそうですよね。
ロマノの陰謀は男らしく(笑)力ずくというのが多くて、ケリーのように小細工はしませんよね。力ずくで割り込むって感じなので、はみ出ちゃう人とか、弾き飛ばされちゃう人とかいそうですが、ロマノ自身が割り込めなかったりとか、勢い余って向こうへ突き抜けちゃったりなんてことも……。ロマノの陰謀は、どこかユーモラスなところとか、時々おまぬけなところ（今日の市会議員とのシーンもそうでしたが）もあるような気がします。レガスピーとかマギーとかは追い出しちゃいましたが、俺はあいつは嫌いだってことだったみたいで、解雇された当人にしたら、とんでもない話ですが、自分の身を守るために解雇する誰かさんよりずっとましじゃないでしょうか？って私の身びいき(爆)？
今日のオモシロせりふ(^^)
「大腸に内視鏡を突っ込んでもらいたいの？」byケリー（もうしません。ごめんなさい。それだけはやめて(T_T)）
「にせの看護師？本物にでさえ手を焼いてるのに」ｂｙルカ（すっかりトラウマ？）
第１３話 「裏切り」（ＮＯ ＧＯＯＤ ＤＥＥＤ ＧＯＥＳ ＵＮＰＵＮＩＳＨＥＤ）
今日はロマノファンには、やりきれないおはなしでした(^_^;出番は多かったけど……。なんか感想書くのがつらいです。
まず冒頭のキスシーン。あんな勢いで歩いてきて、後頭部をわしづかみにして力いっぱいキスされたら、とってもこわいぞ(爆)さすがのケリーも思い切り引いちゃってましたね(^_^;そんでもって、キスの後、あたりを見回してましたが、あれは『私のキャリアに傷がついたらどうしよう』とか思ってたのかも(笑)でも、ロマノはやっぱりおまぬけなところがあるなあ(^_^;２４０万ドルに大喜びして「お前がこんなに腕のいい男たらしとは知らなかった」とか「お前のへなちょこチームが殺さずに生かして帰したろう。あれだよ。あれが功を奏した」とか色々言ってましたが、そんなことで２４０万ドルも予算が増えるわけないでしょう。ケリーがブライトに恩を売ったにきまってる。それくらい見抜けなきゃだめじゃん、ロマノ。ああ、やっぱりロマノの方が、ケリーより腹黒くないって、ファンとしてはうれしかったり（おいおい(^_^;）。
次はカップを落とすロマノ。よっぽどショックらしくて、ガラント君に毒舌もなし。あとで主治医にくいさがってましたが、「これだけ戻っただけでも現代医学の奇跡だ」って言われちゃいます。かわいそう(T_T)
それから、『白熊クラブ』コンビ(笑)のスーザンとのシーン。
「診察で悪かったな。ジャズダンスでシェイプアップでもしろと言うのか？」
「ごめんなさい。現場に復帰されてたとは知らなかったんです。……どうぞ」
「おぼえとけ」
毒舌が大変よくできました(^^)
「誰が執刀するんですか？」
「私がレジデントを指導する」
「それが一番心配なの」
と思ったら(^_^;スーザンにしっかり返り討ちにあってるし(^_^;
レジデントのジェンセンとのオペシーンでは、
「ＥＲのまぬけどもにやらせるぞ」
「出血多量で死ぬ前に早く止血しろ」
とか言ってるうちはよかったけど、ジェンセンの右腕がロマノの左腕（ちょうど傷の上あたり）とぶつかって、悲鳴上げてましたね。まだ痛むんだ(T_T)このへんから暗雲が……。
エリザベスのアシストも断ってましたが、結局、ジェンセンが後大腿皮神経を傷つけちゃって、患者にマヒが残ってしまったってことですよね(^_^;チェックするエリザベスに「どうだ？」って真顔で聞いてました。
「運のいい患者だ」
「そうですわね」（リジー、目がマジです）
あ～～ん(^_^;毒舌もまわらないよう(^_^;
屋上へ行ったジェンセンを追っかけるロマノ。屋上へ行くって、ロマノにはすごく勇気がいるんじゃないか（事故のトラウマ）と思うんだけど……。いい人だ、ロマノ。
で、ジェンセンを励ましたんですが、「あなたの指導はもう受けない」って言われちゃいます。ぼう然とするロマノ。よっぽどショックったんだろうな。怒鳴るのも忘れちゃうくらい……。
ここで、ヘリコプターが頭上を通って、ライトに照らされるのが皮肉というか、なんというか（ＥＲお得意の細かい演出）。そして、屋上から身を乗り出して下を見つめるんだけど、このときたぶん『いっそのこと、ここから飛び降りてやろうか』って思ったんじゃないかな。ジェンセンに言われたこともだけど、それよりなにより、自分のせいで患者にマヒが残ったから。これが一番、『すご腕の外科医』で今までやってきたロマノにとっては、大ショックだった。で、自殺が頭をよぎった。腕も治らないみたいだし……。だから左手を手すりにこん、こんってしてたあの時、ロマノの目には落っこちていく自分の姿が確かに見えてたんだと思うな。でも思いとどまって、バンダナを落とした。バンダナは自分の分身。それとも『すご腕の外科医ロケット・ロマノ』を自ら葬送したのか……。バックに流れる歌がまたよかった。悲しいけど、ロマノ名シーンのベストテンに入るな、きっと……。
え～～と今日のタイトルは『裏切り』ですが、ドクター・マクナルティに裏切られたカーター君は、コンゴ行きを隠してて、アビーを裏切りました（亀裂が）。プラットもレオンを裏切ったと。そして、ロマノの左腕はロマノを裏切った……。
エリックはいい子になってました。アビーうれしそう。カーター君をふって、エリックとデート（これも亀裂）。でもってまた家族ネタの予感(^_^;
「家へ帰るとマークがエラと遊んでるような気がして」
「過剰に反応しちゃった。……コーヒーぐらいで」
のエリザベス(T_T)
「きっとマークも後押ししてくれるわ。素敵な男性があなたに興味を示しても、あなたにその気がないときは、あたしに紹介してちょうだい」
のスーザンに拍手！(^^)
続いてのエリザベスの笑顔と「ありがとう」かわいかったな(^^)
「けっこう本気よ」
もよかった。さすがはスーザン(爆)なごんじゃいます。
マクナルティがカーターをだましたのは、どこから？最初からだと変だし（カーターをねらったと考えると不自然。だってＥＲにはドクターがいっぱいいるし）……でも、最初から２０年もやってるとか言ってた気が……ニセ医者がたまたまＥＲに治療に来て、知り合ったカーター君がたまたま小切手をくれたので、トンズラしたっていうこと？(^_^;あと、レオンの歳。２７歳だと、プラットが２４になっちゃって、つじつまがあわない気が。プラットはインターンだから、プラットが２７歳なんじゃあないのかな？それとも飛び級したのか？プラット。
ルカ、ハーキンスに謝ってなかったんだね(^_^;いけないなあ。あと、「コバッチ先生お願いします」に「やだっ！」はないでしょう(^_^;
ドーセット？問題外です(－－〆)エリザベスにさわるんじゃない！
おおお！ガラント君に春が来たぞ！「店に８時だよ」「いくわ」「じゃあ、あとで」おめでと～～～！(^^)いや～～世の中まだまだ捨てたもんじゃありませんね(爆)
第１４話 「故意」（ＮＯ ＳＴＲＩＮＧＳ ＡＴＴＡＣＨＥＤ）
今日はまず最初に…………ケリーとアンスポーのバカヤロー！てめーら、よくもロマノのプライドをずたずたにしてくれたなっ！(－－〆)
失礼いたしましたm(_
_)mえ～～っと、ゴミ箱蹴る代わりに、ちょっと叫んでみました。そうでもしないと、感想書けないもんで(^_^
前回のラストシーンのトラウマも引きずっていないらし（く見える）いドクター・ロマノは今日も毒舌全開です。
「車が相手じゃ人間に勝ち目はない」「プラットが珍しくめかしこんでるから、チェスト・チューブに挿管、そして、ニードル穿刺をやらせろ（どーでもいいことですが、『そうかん』も『せんし』も一発変換です。ちなみに『きる』は『斬る』、『しかく』は『刺客』とでます）」「クイズで新車をせしめようなんてのは夢のまた夢だぞ。手に入るのはせいぜいクズのようなマカロニを何箱かだ」「オペで助かる患者なら２００ドルくれてやる」「出血多量の患者をほうっておいて、ドーナツでもゆっくり食べるか」
でも、快調なのはここまで。アンスポーにオペ室へ入ることを止められてしまいます。ショックを受けるロマノ……くそっ！見たくないぞ(T_T)
アビーもケリーも何も言えません。アンスポーのメモですが、どうやらロマノはすでに読んでるっぽい。読んでてしらばくれてるような気がします。そのメモにはたぶん、前回のジェンセン事件、あれはまずいよ。今後のことについて話をしたい。みたいな感じのことが書かれてたんでしょう。でも、ロマノは例の調子で「ふんっ！」ってゴミ箱へ放り込んじゃったんだろうな。まさかオペ室から追い出されるとは夢にも思わなかったんでしょう。で、そのあとゴミ箱蹴りっ！になるんですが、その前に、めちゃくちゃ悲しそうな顔するんだよ(T_T)
オペ室へ入れなくなったロマノは、予定変更に忙しい。ただ、理由を「管理の仕事が忙しいから」ってことにしてるのが、ロマノらしいなあ。こういうとこって、彼の弱さがちらっと見えちゃって、よけいかわいそうに思ってしまいます。と、そこへケリーが登場。
「実はこれから記者会見が開かれるんですけど」
「それはおめでたいな」
「このポジションを先生が望んでらしたことはよく存じてますので、気を悪くなさらないでほしいんです」（いやみなのか、はたまたオペ室を追い出されたロマノを心配したのか）
「ほお、そりゃまたご親切に。ねたんでなどいないぞ。私は善良な心と魂と丈夫で頑丈な足を持ってるんだ」（げげげ、きっついひとこと(^_^;足のことにふれちゃった(^_^;さすがのケリーが絶句してしまいました。こんなこと言うから、あとでケリーにネタバレ
『片腕の外科医』って言われちゃうんだよ(^_^;）
「お前が自分で勝ち取ったんだ」（おお、ケリーへのエールか？さすがに、足のことを言ってしまって悪かったと思ってるのかな？）
「ずいぶん苦労しましたよ」
「見返りに何をくれと言われた？」（ロマノの十八番）
「何も。みんな先生みたいなせこいご都合主義者と思ったら大間違いよ」（それはあなたでしょう、ケリー。ロマノは強引だけど、せこくはないぞ）
「へえ、知らなかった」
でも、何言っても、ケリーの勝ちなのは明白。記者会見にも立ち合わされちゃって(^_^;パワーゲームに自分が負けたことを痛感するロマノ。このときの目の表情、うまいなあと思います。８の１７話『過ぎ去ったこと』で、マークの再発を告白したエリザベスを、なぐさめ、励ますシーン……あれを思い出しちゃいました。
『外科の正式なサイン』も怒ってましたが、無理ないよな～～。あと、学生のことを「白衣を着た腫瘍だ」って言ってて、『腫瘍』は自分の聞き間違いだと思って副音声聞いたら、やっぱり”tumor”って言ってました。今はあんまり使われないけど、『誇大』とか『誇張』っていう意味もあるらしいので、そのあたりからきてるのかな？
患者（高校生）とのシーンよかったです。「先生覚えてる。ロケットだ」「必ず治すと約束したよね」『でも、俺が手術したんじゃないんだ。もうオペ室には入れないから。約束は守ってないんだ』ってロマノは思ったんだろうな……なんともいえない表情を浮かべて「あせるな」って言いました(T_T)
５年目のレジデントにしか指導をしないというロマノの提案を蹴るアンスポー。さらにロマノはくいさがります。
「聞いてくれ、彼らは技術的には一人前だから、ただ立ち会って、コメントするだけだ。形式的に。週に１、２回だし、私は指１本使う必要はないんだ」（いいじゃんか～～許してやれよ～～）
「病院と患者を無用な危険にさらすことはできんと言ってるんだ」
「ちょっと、ちょっと待った。名前だけでもいい。スケジュールに載せてくれ」（あのロマノがここまで言ってるのに！アンスポーのおたんこなすっ！）
「ドクター・ロマノ」
「私に頭をさげさせたいのか」
「腕の機能が回復するまでのことだ（だからしないんだってば。ずっと主治医が言ってるじゃないか）。医学生の指導に専念してくれ」
交渉決裂……必死になっていたロマノは、アンスポーとのやり取りをみんなに見られていたことに気付き、はっとします。そして悲しそうな目をして行ってしまうんだよね(T_T)
確かに、アンスポーの言ってることは正論です。それにロマノの言ってることを許可したら、オペ中につい、ロマノがじれて手を出してしまう危険性があるかもって考えてるんでしょう。だから、許可しないんだと思うんですが……。でも、同じ外科医としてロマノの気持をわかってあげてもいいんじゃないのかなあ。ジェンセン事件は、ロマノの心の深い傷になってる(死のうと思ったくらい）ので、二度と同じあやまちは繰り返さないはずなのに。そこのところ信頼してやれよ～～。それと、疑問がひとつ。アンスポーは役職なしで、ただの外科のスタッフ・ドクターだと思うんですが、その彼に、ロマノをどうこうする資格があるんでしょうか？ロマノが上司でしょう。先輩外科医としての行動というのなら、せめて名前だけでもというロマノの気持をくんであげてほしい。私はこれからこのアンスポーのことも嫌いになる予定でいますんで、これもまた、序曲というところなんだろうな。
こんな感じで第９シーズンが過ぎて行くのかと思うと、なんだかため息が出ます。ヘビの生殺し状態ですよね(^_^;でも、ほんとに、ロマノの腕を切るなんて、いったい誰が考えたんだ！かわいそうだろ～～っ！出番がちょっとでもいいから、毒舌全開、すご腕の外科医でいてほしかったです(T_T)
この感想って、いつも月曜の夜中にビデオに録画したのを１回は普通に見て、２回目はセリフのメモを取りながら見て、それから書いてるんですけど、回を重ねるごとにだんだん長くなってしまって……最近はＵＰするときは、火曜の朝になってたり……(^_^;寝てないので、ただいまへろへろです(笑)
今日はアビーもかわいそうだったな。弟が自殺したんじゃないかって。屋上のシーン（ガラント君って、すごくいいやつだ。でも、いつもそれだけなんだ。かわいそう(^_^;）で、「人って、一瞬のうちに死ねる？……看護師にはわからない（これはチェンと、娼婦のモニカについて言い争ったときの「口を出さないで！あなたは看護師よ。こういう決定をくだす資格はないわ」からきてるんだろうな。でも、こういうときのチェンって好きじゃない）……時速３００キロの飛行機で頭から落ちたら一瞬で終わるわね……だといいのに」って……。『だといいのに』っていうのが……(T_T)
また、お酒飲買ってるし……。カーター！帰って来いよ！ここで帰らなきゃ、いつ帰るんだよっ！
ウィルソン病の女子高生へレン、こわいなあ……。彼女が『故意』にやったかもしれないことに、ケリーはショックを受けてるみたいですが、自分が陰謀大好きなくせに、こういうところ、いつも不思議に思います。
親の年金あてにする娘、いけませんねえ。これもやりきれないな……。
スーザンひとりで明るくしてくれてましたが、あの少年とエピソードがありそうですね。
プラットとチェンはご勝手に。
カーター君、シフト終わりっ！１週間の休暇っ！って喜んでますが、そのおなか、何とかした方がいいと思うな(爆)
第１５話 「いつわりの望み」（Ａ ＢＯＹ ＦＡＬＬＩＮＧ ＯＵＴ ＯＦ ＴＨＥ ＳＫＹ）
え～と今日はロマノ先生はお休み。お休みの方が、かわいそうでなくていいかもしれません(^_^;
一番驚いたことはカーターのプロポーズでしょう。プロポーズするのは知ってたんですが、今日だったことを忘れてました。ヘリコプターがバラバラとやかましくいってる最中のプロポーズ(笑)アビーがカーターの定番せりふ「なに？」を言ってたのがおもしろかったです。
「僕と結婚してくれ」「なに？」「君と結婚したい」「それはプロポーズ？」「そうだ」「あなたおかしい」「だから君にお似合いさ」言い合いからいきなりプロポーズになってしまいましたが、こういうの好きだな(^^)だけどあんなにかみ合ってないのに、気付かないでプロポーズしちゃうカーター君ってある意味すごい(笑)
ショーンとスーザンのエピソードは次回も続きそうですが、何だか楽しみです。悲しいけど。
「死にたくないよ」「じゃあ闘いなさい。ありったけの力で」
スーザンらしいエピソードになるといいなあ……。
またアビーママがでてきてやれやれ(^_^;という感じですが、エリックも無事だったし、よかったよかった。アビーはエリックが死んでるって言って、ママは生きてるって主張してましたが、結局ママの勝ち。なんだかアビーとママの、エリックに対する考え方っていうか扱い方っていうか愛し方っていうか……の違いがあらわれてるようで、興味深かったです。
エリックが生きてたことがわかったあとでのふたりの話し合い。捜さないでほうっておいて、普通の生活をして待ちましょう。っていうアビーのせりふ、なんだかすごくじーんときちゃいました。
おもしろかったのがプラットとチェン。チェンは子どもを養子に出したことをプラットが非難してるって、それはちょっと考えすぎだよ～～。それはそっくりそのまま、チェンが自分で自分を非難してるってことですよね。自分で自分を許していない。許せないんだ。プラットは「そういえば偏見を持ってた」って言ってたけど、ほんとのところはどうなんだろう？なんか、チェンに言われて、そうだったかも？って思ったのがありあり。そこまでデリケートな男ではないような気がする。プラット(笑)
で、傑作だったのが、ラスト近くでけんかしちゃうとこ。スーザンと約束があるってデートを断られたら、速攻消防士とデートの約束しちゃったプラット(^_^;チェンはかんかん。スーザンいわく「デートのルール第１条。男はくずよ」言ってくれますね～～思わずテレビの前で拍手しちゃったそこのあなた(笑)このせりふにうなずいた方は多いかもです(^^)
プラットも怒る怒る。「自分に尽くせ、独占しろ」→「自由にしろ」→「他の女と付き合うな」これが勝手だと怒ってましたが、あほやな～～。これは結局、「自分に尽くせ、独占しろ」→「自分に尽くせ、独占しろ」→「自分に尽くせ、独占しろ」ってことを、言葉を変えて言ってるだけなんだよ。それを理解しないで、真に受けて、他の女と付き合ったあなたは大馬鹿です。プレイボーイを気取ってるけど、ガラントとかわらないじゃん(^_^;
それをまたにぶちんのカーター君に言うなよ(爆)カーター君はそっとしといてやれよ～～。言ってもわからないんだからさ～～。「理解しあってるカップルはひとつ、同性愛者だ」「究極のカップルはゲイだ」（いろんな実例はおもしろかったです）って言ってましたが、そうかなあ、ケリーのとこも、もめてましたが(^_^;ケリーの泣き落とし、ロマノがみたら、すご～～く喜んで、舌なめずりをしながら、なんか言いそうです(^^)「ケリー、泣き落としには有効期限があるのを知ってるか？まあせいいっぱいがんばって、３５歳までだな。それ以降はやっても無駄だ。いいか、よくおぼえとけ」
でもでも、一番おもしろかったのは、生き返ったホームレスでしょう(爆)
びびるガラントとアプトン先生。「早くジッパーを開けなさい」って言われてもねえ(^_^;
さすがのプラットも驚いてました。「皮膚が土色でした」「それはほこりよ」(笑)
「こちらはドクター・プラット。お風呂に入れてもらいなさい」「よく洗ってね」「泡をたててね」
こういうの大好き(^^)
ルカがみんなに「やめてなかったんですか？」って言われてたのもおもしろかったです。
今日のおもしろせりふ。（「よく洗ってね」「泡をたててね」よりやっぱりこっち(爆)）
「１号の相撲の力士って、なにこれ」
第１６話 「千羽鶴」（Ａ ＴＨＯＵＳＡＮＤ ＣＲＡＮＥＳ）
今日もロマノはお休み。でも、次回はまた、うんとかわいそうな目にあうみたいです(T_T)放送が３週間お休みになって、普通なら、え～～(－－〆)と思うんですが、今回はちょっとほっとしてます(^_^;
まず、スーザンとショーン。思った通りのいいエピソードでした。やっぱりスーザンならではのストーリーですよね。エリザベスでも、ケリーでも、アビーでも、チェンでもだめ。スーザンじゃないとだめです。
キスシーンよかったなあ。ほんとじーんとしちゃいました。スーザンがすごくかわいくて、ショーンでなくても好きになっちゃうよねえって……。キスしたときのショーンの顔、いい表情してました(^^)
ショーンの部屋でのシーン。「先生には感謝してるんだ」「おたがいさま」「……僕ね……」「言わなくていい……わかってる」手を握って……。本当にスーザンは素敵だ。そう思いました。
ショーンにもらったプレゼント。きっと折鶴だとは思ったんだけど、空に飛ばすのかなと思ったら、川に流すんだ。う～～ん、これは直球ストレート。私にはとってもツボで、見事に胸にこたえました。欲を言えば、鶴は流れに運ばれていってほしかったですが……。鶴を袋から川面に落とすスーザンを下からとらえて……このシーン好きだなあ。
カウンセリングを受けるルカ。やっぱり、アビーと別れたのが原因だったんだ(^_^;
情けないのは精神科医。どうにもできないって……(^_^;まあ、そりゃあそうでしょうが(^_^;
ラストでチェンを食事に誘って、断られて、直後、チェンはプラットとラブラブだし……。ルカの孤独がいやがおうにもひしひしと感じられる今日この頃です(T_T)なんとかなんないんでしょうか。
でも、アビーは絶対カーターとより、ルカとの方が合うと思うな。幸せになれそうだ。
あと、第９シーズンを見て、こうやって感想書いてて気付いたことは、私はカーターよりルカがずっと好きだってことです。知らなかったなあ(爆)もちろんダントツはロマノですが。
今日はプラットがいいやつだった。ガラント君は同じ黒人でありながら、プラットとは生育環境が違ったみたいで（確か、軍人一家）、納得がいかないようでしたが、プラットは『大人』でした。バスケの時とは役回りが反対だ(笑)人種差別の問題が、ときどきＥＲにはでてきますね。いつも、このあたりのことは難しいんだろうなあって想像するしかできないんだけど……。
あと、なんだかチェンとプラットのカップルって、ちょっと苦手だなあ(^_^;さわやかさがない気がする。さわやかさを求める私が間違ってるんだと思うんだけど、さわやかさ（またはあっさり感）のまったくないカップルは苦手じゃ(笑)
あと、カーター君が指輪をわたす寸前でやめちゃいました。そんでもって、カーター君が指輪を持ってたのに自分にわたさなかったことに、アビーが気付いちゃった。アビーはレストランでカーターのことを変だなって思ってたからね。ケトルの笛がピーｯと鳴るラストうまいなあ……。じゃなかった(^_^;これからふたりはもめそうです(^_^;
指輪の箱を握りしめたカーター君は言いました。
「……乗り越えられる。僕たち成長してるし、変わるから」
これに対するアビーのセリフが
「変われるかどうか自信はないけど、言ってることはわかるわ」
ここでカーター君は指輪をしまい、そしてデザートを食べると……。
これに先立つこと数時間前、アビーママが言いました。
「型にはめないで」「あの子が変わるのを期待しないでちょうだい」
ここまではカーター君もそんなことしませんと元気でしたが、
「あの子は変わりようがないの。今のままを愛さなきゃ」
には無言でした。
「果たして一緒にうまくやっていくエネルギーがふたりにあるのか」１日２３時間悩んでいるカーター君にとって、相手が絶対変われないというのは正直きついんでしょう。アビーママにさんざん言われた『あの子は変われない』をアビー本人の口から聞いてしまって、こりゃ、結婚できないやって思ったんだろうな。これはママとの会話がなければ、アビーのせりふも額面どおりの意味に受け取って、にっこり指輪をわたしてってことになったんだろうけど……。う～～んこれはママのせいだな。ラストの電話で、ママが「いつもじゃまばっかりしてごめんなさい」って言ってて、これは別にそういう意味で言ってるせりふじゃないんだけど、意味深というのか皮肉というのか……。
でも、これってカーター君が本当にアビーを愛してたわけじゃないってことでしょう？だって、本当に好きってことは、その人の今現在のすべてが好きなわけで、このままの君が好きだってことですよね。それを相手が変わらない（変われない）っていうことが受け入れられないっていうのは変だと思うな。相手が変われなきゃ、その分自分が変わって相手に合わせる。そういう包容力がカーター君には絶対的に欠けてると思う。あ、もちろん人を好きになるときはそういうふうにしろとか、しなくちゃいけないっていうんじゃなくて、それくらいのことできなきゃその人のことを本当に愛してるとは言えないんじゃないかなってことです。自分ばっかり努力するのはやだ。最後の最後でお坊ちゃま君なところがでちゃったカーター(^_^;もちろん、自分ばっかりじゃなくて、相手も成長して変わってほしいって思うのは別に悪いことじゃないし、むしろある意味当然だと思うんだけど、それができなくても、好きだっていうのが本当の好き……極論かな(笑)
こう考えると、ロマノってすごく包容力があると思うんだけど……あ、エリザベスに対してだけね(爆)
第１７話 「虚偽」（ＴＨＥ ＡＤＶＯＣＡＴＥ）
突然ですが、素朴な疑問。いつからロマノは管理の仕事が苦手になったんだ？
アンスポーが
「管理職が自分に向いてないことを知ってるだろう」
って言ってましたが、そうだっけ？第５シーズン２０話『停電』で、殴打されレイプされた植物状態の内科の入院患者の女性が発見されたとき、ＥＲ部長代理だったロマノの指示は的確で、すごく頼もしかったんだけどな。その他いろいろなところで、管理職としてもロマノはすごいよな（きれい汚いは別として）という場面がたくさんあったのに……あれはいったいどうしちゃったんだよっ！(－－〆)ロマノは確かにすご腕の外科医だけど、それだけじゃない。管理職としての手腕もなかなかのものだという印象が今まで強かったのに……私がロマノびいきで目が曇っているのかもしれない。それじゃあということで百歩ゆずっても、だめ管理職っていうイメージはないと思う。これはどういうことなんでしょう？
それからあの人事。アンスポーは診療部長の仕事をケリーとシェアするようにっていう案をロマノが蹴ったので、怒ってケリーを診療部長にしちゃったということみたいですが、ドクター・アンスポー、あなたにそんな権限があるのか？それとブライト議員がミーティングに行くケリーに『おめでとう』って言ったのはなぜ？ケリーが診療部長になるから？それはもうとっくに決まってたの？だとしたら、ロマノが譲歩しないことをみこして、『シェアしろ』→『やだ』→『じゃあ、ケリーを診療部長にする』これってはめられてないか？ロマノ。なんかすげーやだ(－－〆)って中学生みたいな言い方だけど(^_^;
腕をはさんでも気付かないロマノ。ショックがありあり。かわいそうでした。もうっ！外科医の腕を切ったりするからだよっ！びみょ～～（じゃないか(笑)）に荒れてる今日の私。
そんでもってエリザベスとのツーショット。やっぱり治療してもらうのはりジー。そして本音を言えるのもリジーってことで、このシーン、よかったです。
「傷つけても感覚は一切ない。次はなんだ？パンと一緒に指を切り取っても気付かずに出血多量でその場にぶっ倒れるのか？」
「やめて」
「それとも火に突っ込んで燃やすか」
「時間と忍耐が必要なんです」
「そうだ。みなさんそうおっしゃる。しかし部分的でも回復すると思ってるやつはひとりもいない。そうだろう？」
「お前は因果応報を信じるか？過去の行いが未来の人生にはね返るという哲学だ」
「よく知ってます」（エリザベスも自分の現在の境遇に関して、そういうふうに思うことがあるのかな？）
次のセリフを言う前のロマノの表情がすごくいいんだ。
「私は虫けらになるかな。私は正直者だ。ずばり直言して相手の感情を傷つけたり、泣かせたり……そういうこともあったろうが、正直になるのが一番難しいんだ」（このセリフは泣ける）
このときの表情もすごくいい。
「これがその報いなのか？」
減らず口あり、泣き言あり、開き直りあり、自嘲ありと、このシーンにロマノの魅力（と私は思っている）がいっぱい出てますが、これは相手がリジーだからだろうな……。ロマノ、やっぱり好きだ(^^)
え～～と。ケリーはブライト議員に脅されてキースの治療を内緒ですることを承知させられ（でも見返りにカウンティの予算が満額もらえて、病院は大喜び。その功績で診療部長になれたんだから、かわいそうじゃないよね）ましたが、結局キースは死んじゃいました。ケリーはパニくって泣きながら議員を責め、キースはあなたをかばってたって言ってましたが、かばうように強要したのは自分だろ～～(^_^;アビーに吸引のチューブ取りに行かせて(^_^;これって結局、キースがブライトを愛していることを利用して、自分の身を守ったんじゃないか～～ペニシリンは自分で飲んだって……(^_^;
さんざんパニくってたのに、議員に『公にしたら君にも傷がつくよ』って言われて我に返っちゃうところが、やっぱりケリー。スーザンの非難の目つきにも知らん顔でした。さすがのケリーもキースの死に打ちのめされてたラストシーンでしたが、ちゃんと保身は図ってるからなあ(^_^;やっぱりロマノの方が腹黒くない。あ～よかった(爆)い、いかん(^_^;ケリーに対しての見方が、完璧ゆがんでしまってる(^_^;でもケリーがいけないんだぞ。ロマノをいじめるから(^_^;
カーターとアビー。カーター君ってやっぱりだめだ(^_^;ずれてるし、包容力ないし(^_^;アビーはほぼ正確にカーターが指輪を渡せなかった理由を看破してるのに、カーター自身はわかんないって(^_^;そして信じられないことに、けなげに変わろうとしているアビーを『いい子のふりしてる』って(^_^;ど～～してこ～～なんだ！カーター君！今シーズン対アビーのカーター君は、絶対おかしい。今までと違う(^_^;あと、ぷいって車に戻っちゃうんだ。なんでかな～～(^_^;あそこでぎゅうっと抱きしめてあげれば、すべてうまくいく気がするのに。あとで抱きしめてたけど、タイミング逃したな。ロマノなら絶対あそこで抱きしめるぞ。ただし相手はエリザベスに限定だけど。そして平手打ちをくらうと(笑)
あ～それからルカ。いったい誰にカウンセリングしてもらってるんだ(^_^;
第１８話 「異常事態」（ＦＩＮＤＥＲＳ ＫＥＥＰＥＲＳ）
すみません。今回から方針を転換してネタバレ全開で書かせていただきますm(_
_)m
ネタバレ全開にするのは、今後の展開とロマノの運命を関連付けて述べていきたいと思ったからです。もっとひらたくいうと、どうしてロマノは死ななければならなかったかということを考えていきたいのでということです。
いつものロマノなら、毒舌にはユーモアがまぶされてるんですが、今日のお話ではほとんどがユーモア抜きで毒ばっかりという(^_^;いくらロマノファンでも、あれはちょっとひどいよなあというシーンばっかりでした。ＥＲ部長への降格と、冒頭のケリーとのやり取りとで自尊心をぺっちゃんこにつぶされたロマノの『錯乱』（byエリザベス）ってことになるんでしょうが……けなげに新しい職場でみんなと和気あいあいと仕事に励むロマノなんてのは期待してませんでしたが、それにしてもすごかった(^_^;今回でロマノなんて嫌いって思った人は多いだろうな～～(^_^;あ、もちろん私は思ってませんとも。かわいそうなロマノって思ってます。
それにしても冒頭のケリーとのやりとりは、思い出しただけでも腹が立つな(－－〆)『女性ホルモンのにおい』で人事移動があったわけではなく、『医療ミスをもみ消した』からなんだよね。あ～やっぱりロマノはお間抜けなところがある(^_^;っていうかケリーが腹黒すぎるのか(笑)あんなにロマノがむちゃくちゃをやっても、ケリーの方が悪者に見えちゃう私は、やっぱり骨の髄までロマノファン(爆)
ロケットをロマノにあげたガールフレンド。見てみたいぞ(^^)
やっぱりロマノのことを一番わかってくれるのはエリザベス。ラウンジでのシーン。
「いかかです？」
「いい気分だな。急ごしらえのオフィス。まずいコーヒー。一杯付き合うか？」
「辞退します」
「おりこうさんだ」
「ひどい仕打ちだと思います。先生の才能と技術を捨てるようなものです。でもきっといっときの処置ですわ」
「そうか」
「何か私にできること……」
「撃ち殺してくれ」
リジーにだと（ちょびっと）素直になれるロマノでした。『撃ち殺してくれ』っていうのはロマノらしいけど泣けるセリフです。
エリザベスはケリーとのやりとりでもロマノに対して気遣いをみせます。さすが(^^)
「ロバートのこと、心配じゃない？あの、はっきり言うと、精神状態を……あの人ショックで錯乱してるの」
「彼はゴキブリよ。私たちが絶滅してもひとり生き残るわ」
ケリーもさすが。ロマノはゴキブリにされちゃいました(爆)エリザベスがあきれてましたが……(^_^;
それでは以下『変だな』と感じたこと。
冒頭のロマノとケリーのシーン。
「管理職としても、ぬきさしならない失敗ばかり重ねてきたわ」
これだと、ロマノが管理職として無能どころか、問題ばかりおこしているダメ管理職ってことになりますが、前回も書いたけど、これは絶対おかしいです。『ぬきさしならない失敗』ってなに？そんなのなかったぞ(－－〆)いつのまにかダメ管理職にされちゃってるロマノ。でも、こういうのって私がロマノファンだから思うだけで、そうじゃない人は、ロマノってだめじゃんって思っちゃうのかな？(^_^;
ケリーにカーターがロマノのことを
「古くさい治療法で患者を殺しかけた」
って抗議すると、
「あなたはそれを防いだんでしょ」
って言ってましたが、これはひどいよ。防げなかったら患者は死んでる。『管理職』としてこういうことは言っちゃダメでしょ。患者はたまらないよ。
「年中彼を見張ってるわけにはいかない」
カーターがこう言うのもすごく当然。どうして患者を危険にさらすことをほうっておくのかな。命がかかってるのに。
「ＥＲは最適とはいわないけど、とりあえずはここしかない。不満はあるだろうけど協力して」
驚いたことに、ケリーはロマノがＥＲ部長として適任でないことを知りながら、『とりあえず』ＥＲで働かせてる。そんな馬鹿な。医療ミスが起こる危険があるのに放置するってことでしょ。そんな(^_^;ケリーは上昇志向が強くて、権力におもねって陰謀家だけど、ドクターとしてはさすがだなっていつも思ってたんですが、患者の命を危険にさらすことを平気でするなんて……。
クロアチアの少年の手術をエリザベスが頼んでも、すごく冷たいし。９歳の子どもが死ぬっていうのに……。シーズン６でロマノの言いつけを無視して植物状態の患者にセントラルラインを入れて謹慎処分になったケリーは、どこへ行ったんでしょう。
あと、腎臓がんの妊婦（この夫婦のエピソードはすごくかわいそうでした）の診断をロマノがやったのに、レジデント（怖いもの知らず(笑)ロマノに泣かされてプラットになぐさめられた……プラット、君の行動パターンが最近わかってきた(爆)）を呼んだり、エリザベスを呼んだり……これっておかしいと思うな。外科医としてのロマノの診断力（こういう言い方はないけど）は一流のはずで、セカンドオピニオンとしてエリザベスを呼ぶのはまあ許せるかもだけど、２年目のレジデントを呼ばれてロマノが激怒するのはごく当然でしょう。今までのシーズンでも、内臓疾患の患者に外科的な診断が必要なときは、ロマノもよくＥＲに呼び出されてたのに、あれはどうなったの？どうして突然『ダメ医者』になっちゃったんだ？ロマノも言ってたぞ『私は腕はなくしたが、ぼけてないぞ』って……。
今日のお話でケリーがロマノに『あなたは人事課の頭痛の種』って言ってましたが、ロマノの腕を切っちゃったこと自体が、ストーリーの展開上の『頭痛の種』になってる気がします。
まず、ベントンが抜けて、レギュラーの外科医が減ったのに、またロマノが離脱して、エリザベスがてんてこ舞いだし、外科がらみの大きな治療とか、その他色々なシーンが作れなくなっちゃったんじゃないでしょうか。そして、オペができないロマノの行き場所がなくなってしまいましたが、何を血迷ったのか(笑)ＥＲへおりてきちゃった(^_^;ドラマの中で、ときどき登場するぴりりと辛いスパイスだったロマノを、ＥＲ部長にすえちゃったら大変なのは目に見えてる(^_^;スパイスは少量だからいいのであって、多すぎると料理の味がこわれちゃう……。それにケリーがＥＲ部長じゃないと、お話がおもしろくないと思うな。
あと、ロマノがけがしたおかげで、エリザベスとのからみが多くて、ロマノファンとしてはうれしいんだけど、それがあとで、ロマノを消したらそれが原因で（マークとベントンとロマノ以外にエリザベスにはあまり親しい人はいない）、エリザベスも消えなきゃならなくなったって気がしてなりません。
前回からの『管理職としての資質がうんぬん』っていうのと、今回の『横暴むちゃくちゃロマノ』は、頭痛から解放されたい→殺しちゃおう→じゃあみんなが、死んでもいいやあんなやつって思うようにしよう……ってことでうたれた布石のような気がしますが、考えすぎ？
ロマノは出ずっぱりでしたが、ぜんぜんうれしくありませんでした。ラストシーンではボコボコにされちゃうし……『今日の楽しいエピの仕上げとしては完璧だな』ってとこでしょうか(^_^;
スーザンの結婚相手のチャック、ああいう人なのか～～(^_^;微妙にお似合い(笑)
第１９話 「来る者 去る者」（ＴＨＩＮＧＳ ＣＨＡＮＧＥ）
『先週のＥＲ』でロマノ殴られシーンが再登場。見たくないよ～～(^_^;と思っていたら、今日のロマノは目の横とか口のまわりにあざを作ってご登場(^_^;芸が細かい(笑)ＥＲでした。
『錯乱』していた前回に比べて、『カーターは見かけより頭がいいんだ』『お前ら９年もかけるな』と毒舌もよく回り、美人を見るとすかさず声をかけてお茶に誘うという、いつものロマノに戻りつつあるようです。それどころか、ＥＲで自分にできる仕事をけなげにこなしてるじゃありませんか(T_T)
交通事故の重傷患者の治療では、スーザンはチャックをかばい、ルカは同級生のホルバットに気をつかい、そのせいで言い合いというか、チームワークが乱れちゃいます。いつもリズムよく治療していくのを見慣れているせいか、こういうの見ると、ずれた和音を聴かされてるみたいに妙に気持が悪いです。でも、ロマノはしっかり『気胸を起こしてるぞ』って注意をうながし、ベタジンをスーザンにわたしたり、看護師に代わってバッグしたりと一生懸命(^^)そこをばっさりとエリザベスに『先生の立派な統率力のおかげでここはよくまとまってるわ』って言われちゃいます(笑)これに対して『クロアチア語でだまれこんちくしょうは？』と切り返すところは、さすがはロマノ(爆)久しぶりに『らしい』ロマノを見ました。やっぱりロマノはこうでなくっちゃね。『みなさんにお知らせします。除脈よ』も効いてました(^^)
怒鳴り散らしてる印象の強いロマノだけど、『怒鳴らないロマノ』発見。まあ、彼も（一応）ＴＰＯは考えてるんでしょう(笑)
まず、飲みかけのコーヒーを、腹を立てたアビーに捨てられちゃったとき。……これは『おっと……自業自得か……ぶっかけられないだけ、まだましか』ってとこかな？
次に、患者に吐かれたとき。『今日はうれしいことばかりだ』にとどめたロマノ。一応患者には気をつかうのでした。しかし、ＥＲって吐くシーンが多い(^_^;
ラストは医学生に指導中、カーター君に『お前も出て行け』と言われてあっさりと引き下がった。これは患者を実験台にしてたことを、ロマノ自身が後ろめたく思ってたんでしょう。でも、ティーチング・ホスピタルなので、こういうことはありなんでしょうが（実際過去のＥＲでもありましたよね）、ちょっとおおっぴら過ぎましたかね(^_^;あと、カーター君にしたら、おばあちゃんの訃報を聞いたときに治療していた患者さんだったので（一生懸命蘇生させた）、おばあちゃん自身が切り刻まれてる気がしてカッとしたんだろうな……。カーター君は言ってしまえば私情を仕事に持ち込んだことになるんだけど、そこらへん責められないのはカーター君の人徳というか、ロマノの日頃の行いというか(笑)
あと、プラット。いけないな～～(－－〆)医学生を押し付けられた腹いせに、学生の前でロマノのミスをねちねちと指摘するんだもん(－－〆)こういうことは普通しないよな。すごく失礼だぞ、プラット。社会人としてっていうか、人として常識がない。ロマノはちゃんと公衆の面前ではなく、ふたりだけのときに指摘してるよ。『はずしてくれ』とか『あっち行け』とか『ちょっと来い』とか……。でもこれも、プラットかわいそ～～１ヶ月連続夜勤だって！とか思われちゃうのかな。あ、それと関係ないけど、先週ジェリーが、レジデントには連続３日以上の夜勤は命じられませんとかなんとか言ってなかったっけ？(^_^;
今回の横隔膜下膿瘍の患者だけど、チェンも（もちろんガラントも）、エリザベスも見落としたけど、ロマノはそれを責めなかったし、プラットみたいに『鬼の首を取ったように』指摘はしなかった。それどころか、エリザベスに『横隔膜下膿瘍は外科的疾患で、ＥＲではあまりない』とか言って、かばってた。えらいな～～ロマノ。でも、そんなことも知らずに、超音波で見ながらドレナージをするって言ったロマノの診断にチェンたちは顔見合わせてたし(－－〆)なんか、また診断力疑われてるぞ、ロマノ。
ひとりで自分の腕を治療してるロマノの腕を、代わって治療してあげるエリザベス(^^)横隔膜下膿瘍の患者の話とかしてるうちはよかったんだけど、ロマノが腕に感覚がないと言ったらエリザベスの表情が一変します。『いつからこうなの？』『３日前』（この言い方は、言い逃れをする子どもみたいですが）『もっと前でしょ』
『このまま悪化すると……』あとが言えないエリザベスに、『なんだ』とロマノ。『いえなにも』『言えよ』で、やっぱり言えないエリザベスなんだけど、ロマノが自分で言っちゃうんだよね。『壊疽か敗血症を発症して命をおびやかすようになったら、外科的療法を考えなきゃならんか……患者の命を守るために』このときのエリザベスとロマノの表情がすごくいいんだよね。どうして付き合わないんだろうこのふたりって思っちゃいます。あ～～来週はまたロマノに災難が起こって、いよいよ最終決断をすると。そしてその次は……そしてそしてその後は……あ～～もう絶叫したくなるよ。やめてくれ～～～って(T_T)
カーター君は最愛のおばあちゃんを亡くしてかわいそうだけど、側にいてほしいアビーはエリックを迎えに行っちゃう。このふたりはいつも間が悪い。アビーにとってエリック＞カーター君なんだけど、これって逆転しないね～～(^_^;逆転すればカーター君にも分があるんだろうけど……。カーター君『おばあちゃんは死んじゃってるから』はないと思うぞ。すまながってるアビーに。それに、死んでるかもって思ってたエリックが生きててアビーが喜んでるんだし。すこ～～しジコチューなんじゃないか？
ルカが昔とすっかり変わってしまってることが判明。かわいそうなルカ。幸せになってほしいな。
あいかわらず精神科医はなかなか来ないね。ルーシーのことは教訓になってないのか？全然対策されてないじゃん。アブナイ患者から身を守る法。
今日はスーザンにイエロー・カードだ（笑）『僕のときは空き部屋でしたよ～～』って人のこと言えないぞルカ(^_^;
今回はおもしろいところもいっぱいあって楽しかったな。
悪口言われてるのに『美しい言葉だ』って言ってるロマノとか。
『おい』呼ばわりしないで！のエリザベスと、物まねロマノとか(^^)
『まだ廊下で踊るひまがあるんでしょ』のプラットとか。
でも一番はやっぱりこれかな？『何なさってるの？』『観察と評価だ』『あらさがしと弱い者いじめね』
第２０話 「無理難題」（ＦＯＲＥＩＧＮ ＡＦＦＡＩＲＳ）
シーズン９とシーズン１０の展開って、ロマノファンにけんか売ってるようなもんですよね。くっそ～～！お～お～こうてやろうやないか！われ！おもてへ出んかい～～っ！(－－〆)……と、絶叫とともにお送りいたします。今日の感想(^_^;
今日は突然いい人になってるロマノ(^^)野球選手に肩入れして、面倒みてました。教育リーグからスリーＡにあがった。メジャーは目前という彼に、ロマノは『ほ～～』という表情。『練習のしすぎじゃないですか？』というスーザンに家族の病歴を調べるって、（ここでもロマノの診断疑われてる(^_^;）で、どうやらロマノの方が正しかったらしく、ＩＣＤを埋め込むとかいう話になったんだけど、火曜日に試合があって、生涯に一度のチャンスだと訴えるふたりに、別の治療法をということになりました。喜ぶふたりに、『招待券をくれよ』って、かっこいい～～(^^)
治療法の変更に驚くスーザンに『さっきのはＥＲの過剰反応で、今は冷静だ』ってロマノが言ったので、スーザンは、また例の気まぐれ＆ガミガミね～～っていう感じで受けとめてました。『彼は今度の試合に将来がかかってるんだ。だからＩＣＤはやめにした』なんて説明するのは、ロマノの美学に反するのでした。『私はごみためから帰るぞ。患者を殺さんようにしろ』って言ってたのに、『ここに命を捧げるんだ』って言って居残ってたのも、これの一種と思われます。でもこの美学には、みんなに誤解されるという特徴がある(^_^;そして、このロマノ流のひねくれた男の美学を理解してるのは、エリザベスだけなんだよね～～(^_^;
自分が大けがして治療を待ってるときも、野球選手の経過を診に行ってましたもんね。でも、これも人知れずってやつです。シーズン７で、エリザベスを立ち直らせるためにオペ中の彼女をそっと陰から見守ってたのとか、シーズン８のリースへの手話とか、こういうのロマノって多いなあ。これもロマノの美学のひとつ。こういうややこしいロマノの美学、私は大好きなのでした(^^)
な、なんとロマノの腕が火事になっちゃう。なんてかわいそうなことするんだっ！腕をヘリのプロペラで切断しただけじゃ足りないっていうのかよっ！足りないんだろうな(－－〆)足りないから、腕の再切断（手術）、そしてあろうことかヘリの下敷きにして殺しちゃうんだろ！おい！そうなんだろっ！……今日はすごく荒れてます、私。あんまり近寄るとあぶないです。ご注意くださいm(_
_)m
でも、ロマノのおうち、キッチンはあんな感じなのか～～、広くてきれいだな。と感心しながら見てしまいました。ここでリュウイチが料理を作るんだって……Ｆｉｃを想像。だって妄想しないと、とても今日の話はやってられないんだもん(T_T)余談ですが、今回のお話、たぶんＦｉｃに書きそうです。っていうか、書かないとやってられない(^_^;計画してたお話はその次になります。その方が資料的に都合がいいというのもあるので……。
けがの治療をガラント君に頼むあたり、信頼されてるガラント君なんだけど、信頼されてるなんて、彼にはとても信じられない話だろうな。毒舌言いながらだし。これもロマノ流なんだけど、他の人には通じない。で、ロマノはスーザンの腕もかってることが判明。気ままにやっているように見えるけど、きっちり人を見ているロマノなのでした。
『この傷には外科医の診断が必要ですよ』『私は外科医だ』（ロマノかっこいいぞ！）見つめあうふたり……いいシーンだあ。
そして結局傷はケリーに診てもらうことに。今日はケリーもうってかわっていい人になってます。このシーンとか、アンテの手術のこととか……。
『コーデイに診せましょう』『診せたくない』（ロマノ(T_T)）『せめて形成外科の診断を……うんと言ってちょうだい』で、ロマノはうなずくんですが、このうなずき方がかわいいというのかなんというのか……。
そして、川べりのシーン……。
自分がやけどを負った状況を説明して、なぐさめるエリザベスにきっぱりと、『終わりだ』ってロマノは言います。『聞こえなかったのか、もう終わりだ。腹をくくるときだ』『ロバート』『お荷物は捨てたほうがいい。お前もそう言ったぞ』前回のお話で、ロマノが腕の切断を考えてることが判明しましたが、今日のけがで、いよいよ決断したと。それをエリザベスに告白。決断したその時に最愛のリジーに告げることができて、ロマノはよかったと思ったんでしょう。『楽しい話ができてよかった』っていうロマノ語をちゃんと訳すと、『俺の決断を、君に聞いてもらえてよかった。どうもありがとう』ってことなんでしょう。エリザベスの、泣きそう＆ちょっと涙ぐんでる表情に比べて、ロマノはかなしい微笑を浮かべてました。いいシーンだけど、いいシーンだけど……バカヤロ～～～(T_T)
『やっかいものは早く捨てたい』そう言い置いて去っていったロマノ。今日は振り返らなかったな……。
それと今日はカーター＆アビーの決定的破局記念日ってことになるのかな。エリックがおばあちゃんのお葬式をむちゃくちゃにしちゃって、どうしてこんなに救いようのない展開になっちゃうんだろ。結局、アビーは家族（ママとエリック）のせいでカーターとだめになっちゃった。本人のせいじゃなく……これはやりきれないなあ(^_^;
最愛のおばあちゃんのお葬式がひどいことになっちゃって、悲しくて怒ってるカーター君の気持はわかるけど、アビーに対する態度、私は好きじゃないな。謝ってるのに、『うちへ何しに来るの』って言っちゃうし、アビーをさんざん探し回ってたくせに、『ほうっといてくれ。ひとりになりたい。帰ってくれ』そして泣いちゃうし……。大人じゃないなあ(^_^;カーターパパは『もう忘れよう』って言ってくれてるんだぞ。やっぱカーター君って包容力ないよ。
でも、このカップルはシーズン９の間しか続かなくて（はっきり別れるのは１０－３）、いったい何だったんだろ？って感じです。第２２話の感想を書いた後で、『総論』として、シーズン９のまとめの感想を書く予定です。そこで詳しく書きますが、今シーズンってなんか変。その変のひとつがこのカップルです。
ラスト近くのルカとアビーのハグ。この方が絶対しっくりくるって。でも神ならぬ身の悲しさだよね、ルカ。この日のアビーの受けたショックがわかってたら、きっとルカはアフリカへは行かないと思うな。そしてルカがアビーをしっかり受けとめてあげれば、アビーは帰ってくるよ。……Ｆｉｃに書こうかな(^_^;アフリカへはそれから行けばいいじゃんって、そんなわけにはいかないか(爆)
『この少年を救えたら、また自信がもどるように思えて……ドクターとしての自信が……』がんばれルカ！
今日のは悲しいお話だったけど、スーザン＆チャックは笑えたな。チャックって、仕事できる人だったんだってことに感動(^^)
あと、ルカがアンテの手術の人手を集めるのがおもしろかったです。チャックには『今夜あいてる？』『だめ、俺結婚してんだ』エリザベスには『庭の芝刈りでも、エラの子守でもなんでもする』って、カブスのチケットに釣られた人もいたし、ドーセットにいたっては、放射線科の『いい子』とデートしようと思ってるのに、『デートしてがっかりだよ』とか言ってました(笑)
第２１話 「夜が昼と出会うとき」（ＷＨＥＮ ＮＩＧＨＴ ＭＥＥＴＳ ＤＡＹ）
今日は２００回記念ということで、昼勤のカーターと、夜勤のプラットを交互に登場させて、撃たれた少年（夜→昼→夜）、溺れた少女（昼→夜）とかいろいろな患者の治療シーンがたくさん描かれてました。溺れた少女のシーンではお父さんに説明するところは画面が２分割になってたりと、画期的。画面が昼と夜いきなり入れ替わるので、最初は、とまどったり、こんがらがったりしたけど（プラットの夜が２回あるからややこしい(^_^;）状況が理解できて慣れると、けっこうおもしろかったです。患者の治療ラッシュだったので、画面の転換も手伝ってスピード感が増し、久しぶりにＥＲが帰ってきたって感じがしました。このところずっと人間関係のごたごたとかが多かったので……。
でも、ロマノファンとしては、ロマノが左腕を切断する場面は、鉄筋が右胸に刺さった男の人とシンクロさせたりしないで、きちんと普通に見たかったな(^_^;厳粛な気持で、正座して見たかったんですが……(T_T)ボーンソーと鉄筋を切る機械の音がシンクロしたときもやだったんですが、鉄筋の切断と腕の切断がシンクロしたときは、すげーやな気がしました(－－〆)ロマノの腕と鉄筋を一緒にすんじゃねえっ！
手術前のロマノとエリザベスのシーン。最初は毒舌全開（しかし、さすがにややトーンダウン）。『この腕じゃないぞ大馬鹿野郎』と書くようにエリザベスに強要。続いてエリザベスにオペのアシストをしてくれるように頼みます。『できればお目付け役で君に入ってほしい。……まじめな話、どうだ？』（このあたり、たぶんロマノ的には礼を尽くしているつもり）『ＥＲの担当です』『そうか、どっちが大事だ』（ほ～～らすぐにそういうふうに言っちゃうんだから(^_^;）『できたら入ります』『大馬鹿野郎は』『あたしがいるから』（ここでロマノは『リジー来てくれるんだな(^^)』と思ったかな？）『万一に備えてだ。書け』（ほらまた命令する(^_^;）
で、一気にシリアスシーンへ……。『正しいと思うか』（さすがのロマノにも迷いがある。当然だよね。腕を切断したら、もう絶対元には戻らないんだもの）『あたしに聞かないで』『いつもは私が決断する立場だが、今日は聞きたい』（『今日は聞きたい』ってとこが……もう泣きそうだよ(T_T)）『正しい処置です』『そうか』ロマノもエリザベスもすごくいい表情してる。こういうの見ると、映像の勝ち、ペンの負けって思います……。
手術室へ入ったロマノは予備麻酔のせい（だと思う）もあって、ちょっとぼうっとしてますが、それでも毒舌を吐くあたりは、さすがです。『（バリウムでリラックスは）したくない』『（気分は）最高だ』『冗談じゃない。レジデントはダメだ』『これ（手術台）は冷凍庫に入ってたのか』『説明はいらん。早くやっつけろ』『コーデイはどうした。入るはずだぞ』でも呼び出しましょうかには『いやいらん』ってきっぱり。とどめに、酸素飽和度を測る器具が切断する方の指についてるのを発見して、『おい、こっちにつけてどうするんだ』
エリザベスはロマノの手術をアシストします。『君をさがしてたぞ』とか言われてましたが……。切断される手を握ってるエリザベス……せつなかったなあ……。『仕上げするか？』に『いいえ』って言ったのは、腕を受け取って思いを込めて、きちんと袋に入れてあげたかったんでしょう。切断された腕をちょっとの間見つめて、袋に入れたエリザベス。ため息をつきながら首をふって……。エリザベスは今まで、この左手がしてきた名手術をたくさん見てきたし、彼女自身、助けられたこともあったし……あと、同じ外科医として、部下として、友人として（恋人じゃないってのがツライ(笑)）、腕を失ったロマノの気持を思うと……とかいろいろあったんだろうな。
あの腕はどうするんだろうって、所定の場所へ廃棄されちゃうんでしょうけど、『ロケット・ロマノの左腕ここに眠る』とかして、ちゃんと埋めてほしい気分です。
エリザベスが術後の処置をしているんだけど、ロマノは麻酔がさめかけで、どうやら夢の中で手術をしているらしい（もう夢の中でしか手術できなくなっちゃったんだよな(T_T)）。『ロバート、エリザベスよ』『リジー……彼女はいい腕をしてる……きれいだし……』『手厚く看護してるか？』（夢うつつでもこの口のききよう(^_^;）『できるだけのことはします』『愛してるぞ、エリザベス』（いきなり告白しちゃいました。でもちゃんと言えてよかったね。正気のときは言えないもの）エリザベスはちょっと笑って、『少し眠りなさい』って……。ロマノが９ー５でほっぺたをさわっちゃったときはうろたえてたエリザベスですが、今日は余裕だな～～。これはどういう余裕なんだろう？前回のお話ではドーセットとデートする『予約』してたし、マークが亡くなって１年。『かせ』がとれつつあるのかな。
誰が考えたか知らないけど、すご腕の外科医の腕をローターでちょんぎっちゃうという、とってもトンデモナイ展開は、今日ここに一応の片がついたということになるんでしょう。で、ファンとしては、たとえば次回、エリザベスには『いろいろありがとう、元気でいろよ』と言い、他のみんなには『こんなごみため、俺はごめんだ』などと毒舌を吐きながら、傲然と胸をそらしてカウンティを出て行ってもらいたいのですが、かわいそうなロマノはそうは許してはもらえなくて、視聴率稼ぎなのかそのあたりはわかりませんが、マンガみたいな死に方を余儀なくされると。どこまでロマノは苦しまなきゃいけないのか……やりきれないです……(T_T)
ターナーは、先週ギャングを抜けた兄ちゃんのとばっちりをうけて撃たれた子だってことがわかりましたが、なんと兄のカーティスは仕返しに行ってやられて死んでいて、弟のターナーが復讐をして撃たれたのでした。彼は対立するギャングをメスでめった刺しにして殺し、病院を飛び出し、夜にはまた撃たれて運ばれてくるんだけど、今度は死んでしまいます。やられたらやり返して、きりがありませんが、これも『輪っか』なんでしょうか？亡くなった尼さんは赤ん坊に『輪廻転生』でこれも『輪』？プラットが残って（それにしても、最近急激にいい人になってるプラット。ロマノとは対照的だ）、カーターが出て行くってこれも『輪』かな。ラストシーンの高架を走る電車は『Ｌｏｏｐ』行きでこれも『輪』今日は夜→昼→夜とつながる『輪っか』の日ってことなんでしょうか……。
心筋梗塞で運ばれた男性は、結局手遅れで亡くなったってことですよね、病院の中で手遅れで亡くなるなんて……。カーター君は紙と鉛筆渡してあげられなかったし……。それとカーター君、アビーに言わないでアフリカに行くつもりやったんかな。もうあかんね、このカップルも。あかんといえばマグーの店。このシーズン、マグーの店も踏んだり蹴ったりやね。ひとつ疑問なんだけど、マグーの店をしっちゃかめっちゃかにするメリットってなんかあるの？
来週は、『カーター君アフリカを行く』みたいなので、病院内のシーンは今日でおしまい？じゃあ来週は感想書くのやめようかなって、そんなわけにもいかないよね(笑)ちゃんと書きますのでm(_
_)m
第２２話 「悪夢」（ＫＩＳＡＮＧＡＮＩ）
いよいよシーズン・ファイナル。いやあ、すごい迫力でした！ではまず最初にひと言。ルカ！かっこいい～～～！(^^)なんかいつにも増してルカ、大きく見えたぞ。頼もしい！カーター君が側にいるせいか余計に(爆)失礼しましたm(_
_)m
カーター君のとまどい、当惑、そして苦悩と無力感……。カウンティでは想像もできない医療の現場に飛び込んで、できる限りの手を尽くそうとするカーター。どうせ助からないからと一番後回しにさせられた患者を必死に安定させて、心停止しても体内心マッサージを一生懸命やってたカーター（結局このおかげで、後にマイマイ族の兵士たちに殺されそうになった時に、命びろいするのですよね）『ピュアで熱い』カーターを久しぶりに見たような気がします。これがカーターの本質でしたよね(^^)
カーターＶＳルカいろいろありました。１０ドルの薬がなくて１人の患者を助けられないと嘆くカーターに対して、ルカは、今日１日で２００人の患者を助けることができた。１日に２００人助けたことがある？って。政治に対する考え方の時もそう。『あの戦争のどこが正しかったんだ？ただ失っただけだよ。大切な家族を』こんなふうにルカに言われたら、カーターはぐうの音もでません。ここで、ふと思うんですが、ルカの異色の経歴がここにきてすごく効いてるって気がしませんか？ルカのキャラクターはこのエピのためだったの？って錯覚しちゃうほどです。そしてとどめはジリアンをめぐって……『アビーは元気？』ってルカ、カーターを金縛りの術ってとこかな(笑)今までカーターとルカって微妙に仲悪いというか、目と目を合わせないようにしてるというのか……そういう感じだったので、これをきっかけに改善を望みます(笑)ラスト近くで、『ウィーバーに何て言っとく？』ってカーターのセリフ。なんだかすごくうれしかったな。お話全体が邦題どおり『悪夢』みたいだったから、ここで目が覚めた！よかった！って気がしました。『馬鹿なまねはするな』『どんな』『殺されたり』このシーン好きだなあ(^^)
ダンスから一転して爆撃！のとこで、自分が戦争物見るのが苦手だったことを思い出しました。あとはひたすらこわかったです(^_^;でも目が離せなかった……。医療とか内戦とかいろいろショックでした。すごく力作だったと思うし、こういうエピを作って放送する意義もよくわかる（ＥＲはユニセフから Humanitarianism Through the Arts Awardという賞を昨年１１月に受賞したそうです）。
でも、素直じゃない私は……(^_^;ちょっといろいろ考えちゃいました。
まず、ＥＲが全然出てこないのは寂しいよ～～(T_T)ファイナルなのに。腕を切断したロマノはどうなったんだよ～～(T_T)とかいろいろ思いません？思うのは私だけ？(^_^;
それから、ＥＲっていうのは、カウンティに運び込まれてくる患者ひとりひとりの生と死のドラマを、治療に携わるスタッフとからめてひとつひとつ丁寧に描いてる番組ですよね。スタッフは寝不足や安月給にもめげず、ドラッグだの撃ち合いだの交通事故だの心筋梗塞だのと、日々闘ってるわけです。大金持ちなのになんでこんなところで医者をやってるんだ～～のカーターとか、数え切れないほどたくさんの患者の命を救ったのに、自分が病気で亡くなってしまったマークとか、権力大好きのくせにしれっとやっぱりドクターなのねのケリーとか、患者がチンピラばっかりだとか文句を山ほど言いながら、せっせと手術をして命を救ってるロマノ（いつだったか少年ギャングのオペをして、『早く治って女を泣かせなきゃ』とか言ってたぞ）とかその他みんな……。いわば『今そこにある医療問題』って感じでしょうか。その趣旨（またはポリシー）に、今日のエピはそぐわないっていうか、ちょっと合わない気がします……(^_^;
それと、今日のエピっていわゆる『伝家の宝刀』だと思うんですが、わあ！思い切って抜いちゃったんだあって感じがします。でも今抜いちゃってよかったのかな？抜いたら振り下ろさなきゃいけないし、振り下ろしたら、本来のＥＲとはますます遠くなると思うんだけど……(^_^;ああ、書いてて自分がものすごくひねくれ者だってことがよくわかる(爆)
ＥＲも日々変わっていくということで、それでいいのかもしれません。
次回は、第９シーズンのまとめ『総論』を書きます(^^)
「総論」
波乱万丈だった第９シーズンも終わってしまいました。恒例（池波ものではいつもやってる(笑)）のまとめをば……。
〈ロマノの腕の切断は、ＥＲを救ったか？〉
ミスター・ＥＲとも言うべきマークを永久に失ってのスタートとなった第９シーズンには、センセーショナルな話題が必要でした。ということで考えられた（違うかもしれませんが）ロマノの腕の切断。見事に視聴者の度肝を抜き、そして、『ロマノはこれからどうなるの？来週も見なくっちゃ』とＥＲ離れを防ぎました。めでたしめでたし……とはならなかった(^_^;
第８シーズンでベントンが抜け、バランスが悪くなっていた外科なのに、新しいレギュラーの補充もないままロマノも外科医から抜けてしまったので、エリザベスひとりというオソロシイことに(^_^;始まって以来の伝統だった、ＥＲＶＳ外科や、外科の中のいろいろを描けなくなっちゃいました。あと、大掛かりな外科治療シーンも以下同文。
『毒舌吐くけどすご腕』っていうのがロマノの売りなのに、すご腕を取っちゃったものだから、ただの毒舌。メスを持てないロマノ（そのへんに置いておいても邪魔にならないっていうキャラではないので）の行き場所にさあ困った。ところが、ロマノはなんとＥＲへ！注意書きをよく読まなかったのかなあ。スパイス・ロマノは、使いすぎには注意しましょうって書いてあるんですが……(^_^;そして、『私のＥＲよ』っていうのが口ぐせのケリーがＥＲ部長をやめてしまいました。マークを失った上に、ケリーまでいなくなるなんて。そんなムチャな。
ロマノがどうなるのかというエピソードにかなりの時間をさいたために、新生ＥＲをじっくり作り上げることが充分できなかったのではと思います。マーク（とベントン）を失ったエリザベスも、『お友達』を作らなければならなかったのに、ロマノとのからみが多すぎて、それができなかった。これが後のエリザベスの降板へと、繋がっていったのかもしれません。
〈あれっ？僕ってこんな人だったっけ？〉
ルカはまるで別人のように性格が変わってしまいました。一応アビーと別れたことがトラウマになってるようですが、別れたのは第８シーズン。何で今頃？反応がにぶいとか？まさかね。カーターと付き合いだしたことがショックなの？
結婚初夜が……って言ってた人が、もう手当たりしだいって感じで、あの爆弾飛び交うアフリカでもでしたが……ルカファンはきっと泣いてると思う。この性格の変化に、必然性はあるんでしょうか？ラストでアフリカに行くため？
突然ダメ管理職になり、腕と一緒に診断力もなくしちゃったロマノ。これも変だぞ。う～～ん……やっぱりヘリコプターの下敷きにして殺しちゃうための布石なのかな？
後半、加速度的にいい人になっていったプラット。これも不思議だ。『あれっ？僕ってどんな人だったっけ？』のガラント君とは対照的。ガラントは第１０シーズンで降板しちゃうけど。それ聞いて、やっぱりな～～って思っちゃいました。
〈とんだカップル〉
第９シーズンのもうひとつの目玉。アビーとカーターのカップル！このふたりは、カップルになってない時の方が絶対いい関係だった気がする。せっかく付き合いだしたのにずれまくり（主にカーター君）で、やっとプロポーズしたのにアビーママのせいでおじゃん(^_^;とどめにエリックのおかげで破局（まだしてないけど１０－３で別れる）。いったい何だったんだ～～～っ！（って叫んでみてもしょうがないけど）アビーの家族問題がずっとくっついてたのが、なんだかな～～。ちゃんと恋愛させてやれよって思いました。なんかこれってお互い傷つけあって、ついでにルカのことも傷つけただけなんじゃあ……っていうのは言いすぎかなあ……(^_^;
〈新趣向〉
第１０話『ふり返れば』はシーンがバックしていき、第２１話『夜と昼が出会うとき』は昼夜が交互に入れ替わり繋がっていくという新趣向。おもしろかったんですが、声を小にして言うと、普通ので見たかったっていうのが本音だったり(笑)あ、でも一番の『新趣向』は、第２２話『悪夢』でしょう。
〈おいしいとこどり〉
これはスーザン(笑)暗いと評判（どこでだ）の第９シーズンをたびたび救ってくれたのはスーザンでした(^^)そのキャラと容姿(笑)はほんと癒しです。後半にはよく似た(爆)夫（別れちゃったけど）も登場。楽しませてくれました。ショーンとのエピソードもすごくよかったし……。
あと、『ふらふら医学生』ネイサンも忘れられない人になりました。『初雪』は、久々のこれぞＥＲってエピで、感動しましたです(^^)
〈託されたカーターは〉
今シーズンのＥＲは、スタッフが見事にばらばらだったような気がします。対患者より、スタッフ同士の人間関係の話が多かったし、陰謀もいっぱいだったし。『初雪』みたいなエピソードをもっと見たかったな。大事件（ロマノのけが……『毛が』じゃありません）を起こしたりするからだよ（←まだ言ってる、こいつ）。マークにＥＲを託されたカーターがまとめるも何も、手に余る第９シーズンだったのかなと思います。カーターのよい面はあまり発揮されず、包容力のなさが目立ち（どうしてアビーがからむと別人になっちゃうんだろ）、おばあちゃんも亡くなっちゃって……。カーターにちゃんとＥＲを（彼らしく）まとめさせてあげてほしかったな。
〈ひとことでいうと〉
『迷走の第９シーズン』だったような気がします。
〈ごあいさつ〉
今シーズン、初めてＥＲの感想をリアルタイムで書いたのですが、一応見たその日に感想をＵＰする（いつも夜が明けてたけど(^_^;）という目標は、おかげさまで達成することができました(^^)拙い、そして、自分勝手に言いたい放題の感想にお付き合いくださいましたみなさま、どうもありがとうございましたm(_
_)m来シーズンは第９話まで感想を書きますので、またどうぞよろしくお付き合いくださいませm(_
_)m